【 美術館レポ】「21_21 DESIGN SIGHT 「虫展」 」虫の「気持ち悪さ」への挑戦
こんにちは!
雨、すごいですね💧
こんな日は美術館はどうですか??
美術館初心者の方でも面白い展示をご紹介します!
21_21 DESIGN SIGHT 虫展
21_21 DESIGN SIGHTでは2019年7月19日より企画展「虫展 −デザインのお手本−」を開催します。展覧会ディレクターにはグラフィックデザイナーの佐藤 卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司を迎えます。
自然を映し出す存在である、虫。私たちの身近にいながら、実はそのほとんどの生態はわかっていません。虫の色、質感、構造、また習性には、私たちの想像をはるかに超える未知の世界が広がっています。人類よりもずっと長い歴史のなかで進化を続けてきた多様な虫の姿からは、さまざまな創造の可能性が浮かび上がってきます。本展覧会は、知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試みです。
会場では、デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示します。小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり、幼虫がつくり出す巣の構造を建築に当てはめてみたり...。一つの虫をじっくり観察したら、その口、目、脚から驚くような工夫が見つかりました。あるいは、人間が虫と関わってきたなかでつけた名前には面白いルールがありました。
クリエイターが、そして訪れる一人ひとりが、虫の多様性や人間との関係性を通して、デザインの新たな一面を虫から学ぶ展覧会です。
結構ここは有名で知る人ぞ知るという感じ。
こういった展示の他にもことば展、民藝展などなかなかほかの美術館ではやらないような企画展も多くされています。
建築はなんといっても日本を代表する建築家安藤忠雄。
日本の技術を発揮させた建築を見るだけでもそれはそれで楽しい⭕
夏の時期には子供たちが多く来館したでしょう!
入館料を払って展示されている階段を降りたらなんとドーン
巨大な虫の足が。
ここまで大きいとさすがに気持ち悪さは感じない。
近くには蝶を含め多くの虫たちの標本。
皆さん写真沢山とっていました。
こうすると気持ち悪くはないんだよねぇ・・・。
プロジェクションマッピングの部屋では様々なカラフルな虫たち。
それを抜けるとこんなものが
いいですねぇ。
私好きですこれ。
ほかにも
擬態をする虫たちも。
私結構虫を見ると叫ぶタイプの人間なのですが、興味深く見れました。
これはアメンボの足の再現。
面積には少ししか水面に触れていないのにこんな大きなものが作れるとは。
アメンボすごい。
写真はとってないのですが、虫が入った万華鏡などあり、子供も大人も楽しめる展示でした。
ちなみにこれ、普段美術館に行かない方と一緒に言ったのですが、とてもおもしろかったとのこと。
曰く「虫の気持ち悪さを隠さないのがよかった」と。
確かに。
来館者の方の中には私と同じようにイニシャルGが現れたら叫ぶ方も多いと思いましたが、皆さん真剣に見ていました。
ほかの博物館でも虫展はやりますが、そこでは普段よく見る身近な虫たち(テントウムシ、ゴキブリ、蟻など)も多く取り上げられていません。
けどその虫たちにも学ぶところはあるし既に学んでいるものもある。
気持ち悪さで無視しているもののなかに新たな発見がある。そう思えました。
最後に虫展の1番最後の展示を。
気持ち悪さへの挑戦。
そこから開く出会いを楽しみたいですね!
2019年7月19日(金) - 11月4日(月・祝)会場21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2休館日火曜日(10月22日は開館)開館時間10:00 - 19:00(入場は18:30まで)入館料一般 1,200円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料