『美術館レポ』東京国立博物館 本館 日本美術を一から知りたい? ならつべこべ言わずにここに行け!
東洋館のついでに本館もいってきましたー!
本館!
日本美術の展示の基本がここを回るだけでだいたい網羅できる優れものの博物館がここです!
いつも見て思うのですが、西洋風の建物に日本芸術はアンバランスだとは思うのですが、パッと見の見やすさはここが1番だなぁ、と。
日本の芸術を網羅している分見疲れしちゃうので、まず全体を見る→気になる作品だけ見る。の方が掻い摘んでですが、よくわかる気がします。
こちらも写真撮影は東洋館のように許可されたものならOK。 ですがほとんどOKです。
本館二階では企画展の『近世日本と外国文化』をやっていました。日本と西洋との本格的な交流は16世紀半ばに始まりました。江戸時代も、いわゆる「鎖国」という幕府の統制下に置かれながら外国との通商関係が続けられ、日本にもたらされた西洋の情報や技術は、わが国で新たな文化をうみだす原動力となりました。
本特集では、はじめに、中世末期に⽇本に伝わったキリスト教にちなむ⽂物―油彩画、銅版画や⽻根モザイクなど―を紹介します。次に、スペインやポルトガルに続いて来⽇したオランダゆかりの品として、エラスムス像(栃木・龍江院)や⻄洋鍼路図を公開します。最後に、清(中国)の乾隆帝がフランスより技術を導入して作らせた銅版画や、オランダから将軍家に献上され、現在では完本として唯一現存するヨアン・ブラウ作「地球図」をご覧ください。
少し狭いフロアのようにも感じましたが、宣教師とともにもって来れれた品々は迫力満点の地図や踏み絵としてもつかわれた銅版画も数多くあり、見ごたえ満天。
先にこの展示に行ってしまったおかげで他の展示をすべて逆方向からみてしまうことになったのですが、それはそれで楽しかったです(笑)
刀剣フロア、刀剣女子たちが多くおりました。
東洋館にも刀はあったのですが、それはまさに叩ききる感じ、こちらはひいて切る感じ。
見比べると楽しいかも。
もっと写真はとれたのですが今回は充電の関係でこれだけ💦
日本の芸術を知りたいけどまずどこをいけばいいの?という方や海外の方を案内したいときにはちょうどいい美術館だなぁ、と思います。
海外の方には西洋風の建物に日本美術という建物が少しヘンテコに感じるかもしれませんけどね💦
ではー!