現金一律給付、微妙だなぁ
一律現金給付、結構ネットを見ると様々な方が言っていますね。
#自粛と給付はセットだろ というハッシュタグがトレンド入りしたりとネット世論は少なくとも一律現金給付を支持しているみたいですね。
しかし、国の政策は一律現金給付の案は出ているものの、今のところコロナが影響で生活がままならない家庭のみという感じ。
www.soumu.go.jp
今のところ私は貰えなさそう。
確かにお金、貰うのはありがたいです。
貰ったら私使っちゃいます。
けど、私一律現金給付については微妙
なぜか? じゃあどうしたら? ということをブログに書いていきます!
注意
経済、税金についてはどどど素人なため、不勉強なことがあります。
生活困窮、会社が立ち行かないなどの給付金については賛成です。
困窮する人が一人でも減るように国には早期の給付をしてほしいと思っています。
そもそも企業助成金がある
こういっちゃおしまいなんですが、今の日本の経済対策として「なるべく失業者をださない」という政策をしています。
もちろん問題点もありますが、フリーランスが少ない日本では妥当では?と思います。
企業助成金があり、それを企業が適切に(重要)雇用者に給与を払えるのであれば現金給付をする理由はないのでは? と言うのが私の考えです。
もちろんフリーランスにもあります。
これらの保証、もらえるまではタイムラグがありますが、政府も早くしようと努力しているようです
なにも一律にしなくても雇用対策としてこのような保証が始まっています。
もちろん失業した方に対しても。
これらの制度を企業が適切に(重要)活用すれば、被雇用者の給与的な面は大丈夫そう。
今給付したら消費促進になりかねない
もちろん今日明日の食べるものがないほどの困窮でしたら話が別ですが、全世界がひきこもれと言っているこのご時世に、お金など渡してしまったら消費が促進する=外出する危険があるのは当たり前
一律ですと作業自体も膨大な数になりますよね。安倍総理も時間がかかると言っていまし、それを重視してコロナが広がる方が日本としてはさらに悲惨です。
海外ではいちはやく現金給付案はでているようですが,日本のように健康保険がなく、雇用も切れやすいのでその保証のような感じがします。
IMF、「世界恐慌以来の経済危機」 新型ウイルスで170カ国に打撃 - BBCニュース
こちらの記事のなかにあるイタリアも政府は保証するといっているものの、ようやく申請が始まったばかりとのこと。
韓国も4月半ばの選挙以降に国会に処理をするという事は給付自体それ以降みたいですね。
新型コロナ経済対策で現金給付へ 最大で1世帯約9万円=韓国 | 聯合ニュース
そもそも前は失敗だった
現金給付自体麻生総理時代、リーマンショックの時にもやりましたね。
単身家庭 1万2000円
子供、高齢者家庭は 2万円
当時は定額給付金と言われていましたね。
私自身その時はまだ有権者じゃなかったのて朝のニュースや新聞でチラ見して「ふーん」という感じだったので、特にこれと言った思い出は無いですね。
そのもらったはずのお金の使い道もよくわかりません。
特にものが増えたり外食、旅行に行った記憶もなかったと思います。
うちの親のことだから貯蓄に行ったとは思います。
メディア、野党からのバッシング
そこまで記憶にはない麻生総理の政策に対して「ばら撒き」と批判した世論の方が強く印象に残っているんですよね。
麻生大臣もこの記憶をかなり苦々しく思っているようで国会で語っています。
自民党からすればそこから政権交代になってしまったため、現金給付に対し慎重論があるのは仕方がないといえば仕方がないかも…
もちろん今とリーマンショック時とは違うので一概に言えません。
自民党内でも一律現金給付については激しい議論が交わされているようですし。
リーマンショック時の現金給付の結果がまとめられてるよ!
それがこちら
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2011/04seisakukadai08-0.pdf
枚数も少ないですし皆さんもぜひ。
こちらの記事もわかりやすいです
2010年1月、内閣府は全国の15,000世帯に対するアンケート調査の結果(有効回収率は61.3%)、定額給付金がなかった場合と比較して消費が増加した金額は、定額給付金受取総額に対する割合の32.8%となったと発表した。これは、地域振興券に対するアンケート調査とほぼ同じ水準である。
地域振興券(1999年)と定額給付金(2009年)ってどっちか効果あったの?? - Middle Edge(ミドルエッジ)
結果でいうと、平均給付額の30パーセントほどしか使用していないというデータなんです。
もちろん全額使った家庭もあるとは思いますが、給付された額のうち4000円程しか使っていないんですよ。
また、使い道も
「サービス」については,受給から2か月後の支出について受給額の3%に相当する消費増加効果を確認したほかは,全般的に支出の減少が確認され,累積では受給額の7%に相当する支出の減少が確認された(図表5-5)。これは,他の支出を優先した結果,「サービス」支出が減少したことを意味するものと考えられる
政策課題分析シリ-ズ8 定額給付金は家計消費に どのような影響を及ぼしたか -「家計調査」の個票データを用いた分析-
サービス、は初動はよかったものの、その一か月後、二か月後はマイナスというなんとも微妙な感じ。
1番にお金がまわってほしいサービス、お金が行っていない。
逆に使われたのは自動車、家電などある程度ながもちする非耐久財、半耐久財…、
これが全く経済対策に効果がない訳では無いと思いますが、まわってほしい所にまわっていない事実は確実ですね。
経済回復策としてそもそもまわってほしい所に行き渡るか?
今回のコロナショックで1番影響を受けたのはどこでしょう?
飲食店、劇場、博物館、美術館、イベントなどのレジャーがイメージ浮かぶと思います。
もちろん、前回とは違うとはいえ…、もしあなたの前にドーンと数十万円もらったら、どこに使いますか?
正直、大きな買い物したくなりませんか?
もちろん国のPR次第ですし、今回とリーマンショックでは状況が違います。
けど、不安感を持ってしまうのは事実です。
代案は何かあるか
商品券&ポイント
お肉券やら魚券やら叩かれましたが、発想はいいと思うんですよねえ。
そこのみにせず、飲食店券とかにするとか。キャッシュレスみたいに使えるところは貼り紙を出来るといいですよね。
また、旅行のために地域助成券とかあってもいいかなぁ。
あとは遊園地、劇場、ライブハウスなどコロナの影響で休業したような不要不急とされたところにもまたべつのレジャー権なるものを配るとかもいいと思いますね。
それか飲食など指定した所にいくとポイントを貯めるようにするとか。
貯めたポイントは地方の特産品と交換したり、実際に使うってのもいいと思いますね。
アプリなど開発は大変にはなるでしょうが、スマホユーザーも多いので良さそう。
消費税減税
これも現金給付と同じく言われているのですか、これはいいかなーと思います。
ゼロパーセント、としたいところですがキャッシュレスの兼ね合いがあるので現金5%、キャッシュレスはその5%offということで消費税なしだと国が進めたいキャッシュレス化の足がかりにもなるかと。
今も小銭も感染源ということで、キャッシュレスを使い始める方も多いと思います。
それをさらに進めるチャンスでは…?
どれくらい減税にするかは色々あるとは思いますか、一気にゼロパーでもいいきがしますね。
SNSは極論に流されがち
過激な方に行きやすいSNSですが、そのなかで自分はどう思うか? ちゃんと情報を得てるかを考えていきたいですね!!
はやくコロナ収束しろーーーーーー
ではでは!