【感想レポ】北斎館 「ジャポニズムの源流」 世界の北斎!世界の小布施! 長野に北斎の集大成の作品があった!
こんにちは!
緊急事態宣言が明け、県外外出自粛要請も終わりそろそろ美術館いってもいいかなという気分になっており、まず地元から車で行ける北斎館に行ってきました。
もちろん朝起きた後の体温計は万全で熱もないのを確認してから行きました。
小布施も観光で成り立っているので、今回のコロナで大変ですが意外と人はいる雰囲気でした。
もちろんマスクは必須で入場前には体温計測。
ソーシャルディスタンスを保ちながらいきました。
北斎関連はこちら!
概要
ジャポニズムという言葉をみなさんはご存じですか。ジャポニズムとは19世紀後半ヨーロッパの国々で巻き起こった日本ブームのことで、今から200年ほど前にオランダやフランスを中心に巻き起こりましたが、この大きなブームのきっかけとなったのは、北斎が描いた『北斎漫画』だったといわれています。
この展覧会ではジャポニズムのきっかけとなった『北斎漫画』の中から様々なジャンルの絵をご紹介すると同時に、『北斎漫画』に影響された画家たちの作品資料もご紹介します。日本とヨーロッパをつないだ『北斎漫画』の世界をどうぞお楽しみください
北斎館の館内は?
私が行ったのは六月後半。
先ほども書きましたが、マスク着用のお願い、入場料の前の体温チェックをしました。
館内でいうとまだ小布施も観光シーズンではなく、入館者はそこまでそこまでなく、2mのソーシャルディスタンスはほぼほぼ保てていたのではないのかなー、とは思いますね。
北斎漫画から影響を受けた画家たちを展示
エドガードガ、エミールガレなど、世界的でも北斎の人気は今でもかなりありますね。
全快北斎館に行った際には目玉展示の天井絵が海外の展示にいっていたり、外国の方がいたりとしたので北斎の知名度ってやっぱり高いと感じます。
展示は少なめ、けど丁寧
が、実際展示を見た際にその展示数が少ない気がしました。
けど、概要を見ると北斎漫画をみて確実に描いているものを展示したのかな、とは感じます(これでただただ少ないだけだったらどうしよう)
けど、その作品を見て確実に北斎漫画をみているなという確実さもあったので丁寧にやったのかな、という印象。
言われればたしかにそう見えるけど、う~~ん、とならなかったのは好印象でしたね
ようやく発見された北斎
結構イメージで北斎漫画含む浮世絵の発見は【偶然】発見されたものだと思われているんですが、実は違う、とは声を大に言いたいですね!
鎖国とはいえオランダなどと貿易をしていたし、北斎漫画含む浮世絵を緩衝材としていたのは昔からですしね。
ちょうど【発見】されていたのは革命、ブルジョアの誕生、ウィリアムモリスの自然にかえろうとするアーツアンドクラフツ運動があったからこそ自然を自然に描いていた北斎含む浮世絵が発見されたんじゃないかと思います。
つまり発見されたという前に【ようやく】をつけるべきということ!
世界最大の最晩年期の北斎作品を展示
この北斎館のメインはやっぱり岩松院含む80代からの最晩年期の北斎の作品がやはりメインですね!
常設展の肉筆画の北斎の作品は有名な「富岳百景」や「神奈川沖浪裏」の波がさらに発展した北斎の波が見れます。
特に、上町屋台、東町屋台は外見のデザイン込みで必見です。
浮世絵ではどうしてもできない細かい色のグラデーションの濃淡、波の飛沫は表現しづらいですね。
そのジレンマが北斎を肉筆画の世界に行くのは必然だったと思います。
そのジレンマから解き放たれた
それだけではなく、幼いころから始めていた絵に対しての集大成というべき作品を数多くのこしていて、北斎のイメージが浮世絵で終わっている方はぜひ来てほしいと思います
まとめ
長野の小さい町ですが、町全体が観光地になっているので、北斎館だけではなくいろんなところに行ってみるとさらに楽しいですよ!
ぜひ行ってみてください!