【美術館レポ】「コートールド美術館展 魅惑の印象派 」印象派だからこその筆使い、長時間いれちゃうコスパの良さ!
こんにちは!
コートールド美術館展にいってきたので、その感想レポです〜!
ロンドンにあるコートールド美術館のコレクションから、印象派・ポスト印象派の作品を紹介します。実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に1932年に設立された同館は、美術史や保存修復において世界有数の研究機関であるコートールド美術研究所の展示施設です。本展覧会では、その研究機関としての側面にも注目し、画家の語った言葉や同時代の状況、制作の背景、科学調査により明らかになった制作の過程なども紹介し、作品を読み解いていきます。
日本の風景のようだと語られたファン・ゴッホによるアルルの風景《花咲く桃の木々》、19世紀後半の近代都市パリの風俗を映すルノワールの《桟敷席》やマネの《フォリー=ベルジェールのバー》、科学調査が作品の秘密を解き明かしたゴーガンの《ネヴァーモア》やモディリアーニの《裸婦》などをはじめ、選りすぐりの絵画・彫刻約60点を展示します。
印象派はどこか避けていた節があり、あまり行かなかったですが、面白かったです!
その避けていた理由が当時美術部の友人とまた違う印象派展に行った際、絵のタッチなどを友人がめちゃくちゃ見て2時間くらいかかってしまい、待ちぼうけをくらったことが少しトラウマになっていたのですが、互いに行く相手が悪かったので今回はなんとなくの苦手を脱するべく行ってきました!
同時期にあった抽象絵画はよくいってたんですが、印象派は抽象絵画とは違いますねー!
時代が変わる中で身分国籍問わず様々な人間に見ても大丈夫なように風景や人の絵が用いられたからこそその作者一人一人の絵の違いとか…同じ人とか花をモチーフにしてても全然違うのです!
構図も様々な工夫をされてきて何も無いテーマだからこそ何度見ても飽きない絵を追求したのでは???とおもいますね!
まじかで見ると海の絵に一体全体何色使われているんだ!? と言いたくなるような色使い、特にモネの「アンティーブ」は遠目と近い場所の印象が違うのでとても楽しめる…!
あとはスーラの点描画は印刷物でみるのとでは大違いで、絵の具の厚みが実際に見られたり、と結構長い時間いられました!
肌の色味も、ただ肌色なら肌色の色を塗るのではなく、そこに青、緑、赤などもいれての肌色を作っていたり、髪の毛1本1本もこうやって描いているんだと発券があったりと観察することができました!
友人が2時間もいられた理由、わかったかも!と言うような体験でした!
来てよかったなぁー!
と思えた展示でした!
皆さんもぜひ来てくださいね!
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東京都美術館 2019年9月10日~12月15日
愛知県美術館 2020年1月3日~3月15日
神戸市立博物館 2020年3月28日~6月21日