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【感想レポ】すみだ北斎漫美術館北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展 北斎の魅力は浮世絵だけじゃない! 最晩年期の北斎の魅力を堪能あれ!

江戸東京博物館、刀剣博物館のあとにいってきました!

 

江戸東京博物館から歩いて10分ほど。

まっすぐなので迷う心配もないかと。

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 小布施から北斎晩年の傑作 祭屋台天井絵「鳳凰」「男浪」がやってくる!
2019年は世界的に名高い浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)の没後170年にあたります。この節目に、すみだ北斎美術館では、11月19日(火)から2020年1月19日(日)まで、「北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展」を開催。北斎館所蔵の名品を、当館(東京・墨田区)で展示します。
北斎館は、北斎が晩年に訪れた長野県上高井郡小布施町に昭和51年に開館しました。「北斎 視覚のマジック」と題し、構図や形に不自然な構築的要素を加えているにも関わらず、不自然さを感じさせない作品を制作した北斎の魅力に迫ります。初期から晩年に至る肉筆画をはじめ、代表作の錦絵「冨嶽三十六景」など、前後期あわせて北斎館所蔵の作品約130点が展示される珍しい機会です。ふだんは小布施・北斎館でしかみられない北斎の名品を、すみだ北斎美術館でご堪能ください。 

実は私、卒論が最晩年期の北斎をテーマにしていたのでとても懐かしい…

卒論真っただ中にちょうどこれができたんでいったんですよね!

 

今回は三年ぶりに来館。

小布施の北斎館も結構いったなぁ。。。

 

常設展はちょうど富岳百景を描いたまでの北斎が見られます。

写真撮影は禁止。

今回は小布施の北斎館と資料の交換をしているのか常設展が少なかったような…。

北斎館にあるんですかね?

 

展示されているのは小布施の北斎館でしか基本は展示されていない鳳凰の絵や浪の絵。

これを当時でもかなり高齢の80代にわざわざえっちらおっちらと小布施にきて書き上げたというのだから本当にすごい。

 

結構一般の皆さんがイメージする北斎っ富岳百景までなんですよねぇ。

もっとさらに浪を発展させた北斎がいるのに。

それが今回の企画展にある男浪女浪。

 

浮世絵と肉筆画という違いはありますが、浪の形がさらに迫力ありつつも丁寧に描かれています。

個人的にお気に入りが激しい水しぶきを表した白の点。

齢80を超えても絵の道に邁進し続けた北斎の姿がみえるよう…。

 

小布施には今回展示された鳳凰のさらに大きい鳳凰が岩松院の天井絵にあります。

 

最晩年の北斎に興味を持った方はぜひ小布施に来てみてくださいね!

 

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