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【感想レポ】ミナ ペルホネン/皆川明 つづく 東京都現代美術館 服にときめいたこと、ありますか? 



東京都現代美術館にいきました!


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ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967-)が設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは 1995 年。一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりをつづけてきました。
ファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器、空間デザインなど次第にその領域を生活全般へと拡げ、デザインを通して私たちの日常の様々な場面に「喜び」をもたらす提案を重ねてきました。その歩みは本展覧会の会期中の 2020年に、25周年を迎えます。
タイトルに付した「つづく」という言葉は、「せめて100年つづけたい」との思いから始めたブランドが、その4分の1を迎えようとしている今現在も、常に今から 100年後を見つめ続けるミナ ペルホネンの時間的な継続性を想起させるものですが、それだけでなく、つながる・重ねる・循環するなど、ものごとが連鎖し何かを生みだしていく様を予感させる言葉でもあります。本展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介するとともに、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察します。

www.mot-art-museum.jp

 

2015年に池袋のシアターイーストでおこなわれた舞台「書を捨てよ、街へ出よう」の衣装提供もしていたこのブランド。

 

ポップだけど洗練された衣装だなぁとおもっていたのですが、今回この展示をみてこの洗練さは100年続くブランドにしたいというのからくる洗練さかもしれない…。

 

かわいいけど、かわいすぎないというか、かわいいおねえさんにもかわいいおばあちゃんにもなれる服だなぁ、と思います。

映像作品の中には、ブランドの愛用者の方の映像もあったのですが、どちらのかたも自分らしく、素敵に着こなしていました。

 
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また、愛用者の方が実際に来ていらっしゃる服を展示されているコーナーはその着用者と同じように歩む服がいました。


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食器たち。

北欧ぽいですが、木の質感がどことなく日本ぽい

 

ファストファッションと言われていますが、こうやって高くても一つの服を大事に高い年月をかけて歩んでいくのって素敵だなぁと思います。

 

一度でも服にときめいたことがある方ならぜひ行ってみてほしい!