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【美術館レポ】 特別企画 和巧絶佳展令和時代の超工芸 パナソニック汐留美術館 和と現代のコラボレーション!美しい工芸に酔いしれ!

こんにちは

パナソニック留美術館の「特別企画 和巧絶佳展令和時代の超工芸」に行ってきました。

館内は撮影OKですが、携帯を忘れてしまいました…

行く方はぜひ忘れないようにしましょう!

 

同じ美術館のはこちら

art11art.hatenablog.com

 

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概要

 

本展覧会では、日本の美意識に根ざした工芸的な作品によって、いま最も注目されている1970年以降に生まれた12人の作家を紹介します。グローバル時代をむかえ、私たちを取り巻く物の均質化が進むなか、日本各地で育まれてきた工芸や手仕事が独自の表現を生み出す資源として見直されています。工芸というジャンルにとらわれることなく、工芸素材を用い、工芸技法を駆使して工芸美を探求する本展の出品作家の取り組みは、人と物との関係を問い直すとともに、手仕事の可能性の広がりを予感させます。展覧会タイトル「和巧絶佳」は現在の日本における工芸的な作品の三つの傾向――日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」――を組み合わせた言葉です。この展覧会が現在の日本の工芸の新しい兆候を示すだけでなく、これまで受け継がれてきた日本の手仕事の可能性を考える機会となることでしょう。パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic

 

現代に合わせた工芸

 工芸、というと少し古臭いイメージを持つ方もいるかもしれません。

この展示はそのイメージを壊すべく現代の工芸作家の作品を展示しております。

 

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かなりおしゃれですよね。

工芸と言えば古臭い壺をイメージするかもしれませんが、こういった靴をしようしたのもあります。

 

古臭くさくないさわやかさ

 

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この暑い季節にぴったりなこちらの展示。

見るだけで風鈴のように暑い夏を少しでも快適にすごせそうな気がします。

 

写真でもきれいですが実物はもっと色鮮やかで展示数もたくさんあったのでぜひ見てほしい。

 

 

現代に流れ続ける工芸

 

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このいかにもデジタルチックな作品も立派な工芸。

中にはリンゴの形の物もあり、電脳世界のような作品です。

が、このデジタルなデザインも螺鈿という立派な昔からある手法とのこと。

デザインが違うだけでここまで雰囲気が変わるのですね

 

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工芸ぽい作品ですが、実際みると鮮やかで柔らかみのある白がとてもきれいでした。

こちらも蛍手(ほたるで)という中国発祥の技法だそうです。

白磁の要素をさらに丸みをもたせた雰囲気が素敵です。

 

 

 

art11art.hatenablog.com

 

この前銀座無印でこちらもやっていましたね

白の器がたくさんありました。

 

 

文化をのこすというのは

文化継承は大切、といっても実際いざ自分が持ってみたり使ったりすると、やはり今と合わない部分があり本当に家の家具や壁紙を変えなきゃしっくりこないということもあうんですが、こうやって現代に合って次の世代に残していくというのも大切ですね

 

 工芸だとこちらも

art11art.hatenablog.com

 

 

 

こちら民藝運動の指導者柳宗悦の著書になります。

ウィリアムモリスのアーツアンドクラフツ運動に影響を受けた日本の民藝運動もおもしろいのでぜひ

 

ではでは!

 

ちなみに今回の画像はすべて公式HPからお借りしました。

館内撮影OKですので行くさいはカメラをお忘れなく!

panasonic.co.jp