【映画レポ】映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」をハロオタが見てきたよ! メンバーのメンタルケアを怠った運営の罪は重い
こんにちは!
映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」をみてきました!
※ネタバレはなるべくしませんが、気になる方はお控えください
以下感想です!
- 概要
- 欅坂の私のイメージ
- 感想1 プロパガンダを感じた
- 感想2 ライブはよかった、けど…
- 感想3 平手友梨奈は天才だった
- 感想4 メンバーのメンタルケアを怠った運営の罪は重い
- アイドルのライブを見るなら
- まとめ
概要
人気アイドルグループ「欅坂46」の初のドキュメンタリー映画。「乃木坂46」に続く「坂道シリーズ」第2弾のグループとして2015年に結成され、16年にデビューした欅坂46は、アイドルという枠を超えた圧倒的なライブパフォーマンスと独創的な世界観でファンを魅了。NHK紅白歌合戦出場や全国での大規模アリーナツアー、異例のロックフェス参戦などを実現させ、破竹の勢いで坂道を駆け上がっていく。デビューから約3年半となる19年9月には2日間の東京ドーム公演を成功させるが、20年1月、絶対的センターだった平手友梨奈が突然脱退する。そして、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって活動自粛を余儀なくされるなか、同年7月に無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!」を開催。その場で、20年10月開催のライブをもって欅坂46としての5年間に幕を閉じ、グループ名を改めて再出発することを発表する。激動の5年間の活動の中で、メンバーたちは胸の内にどんな思いを抱いていたのか。メンバーやスタッフの証言をはじめ、初公開となる貴重な記録映像の数々、そして再編集されたライブパフォーマンスの映像などを交え、欅坂46の5年間を映し出す。監督は「AKB48」や「THE YELLOW MONKEY」のミュージックビデオ、ドキュメンタリーなどを多数手がけてきたことで知られる高橋栄樹。
欅坂の私のイメージ
すいませんセンターの平手ちゃんしか知りません。
秋元系で、乃木坂の妹分、というイメージしかマジでありません。
私普段テレビは全く見ないし、音楽番組もハロプロが出たらもうチャンネルを変えるくらいで、まっっっったくわからないんです。
じゃあなんで映画見たの?と言われたら知り合いに誘われたからという…、出てくる子出てくる子皆「誰?」という印象で、髪色も黒髪ばっか似た子ばっかりだったのであの、その…、ちょっとすみません…
あと紅白で倒れて、というイメージでそれを美化した運営には少々悪感情を持っていたので、欅坂自体にいいイメージなかったですね。
感想1 プロパガンダを感じた
すいません、無理でした。
確かにライブ映像は美しいですし、カメラワークもよかったです。
が、もう無理でした。
見終わった後にTwitterで感想をみたら「素晴らしかった」と言っているファンの方もいましたが、私は全然そうは思えませんでした。
私が欅坂オタではないからとは思いますが、正直
「大人の反抗を大人に強要されたグループ」
でしか思えませんでした。
曲のイメージは確かにそれですが、決して本人たちも大人に反抗しなくてもいいんですよ。
例えばハロプロのグループの中に「つばきファクトリー」というグループがありますが、このグループ女の子の感情を歌わせたらNO1というグループで、私もカラオケではよく歌うのですが、実際そんなイメージがついていてもあくまで「お芝居」ですから、プライベートの彼女は別にデートの前にシャワーを浴びないと気が済まない女の子じゃなくていいんですよ
けど、欅坂は常にそれを強要されるけどやっていることは大人=運営の指示で動いていてというやることぶれっぶれな彼女たちが正直見ていて「可哀そう」としか思わなかったですし、「プロパガンダ」というイメージでしたね。
感想2 ライブはよかった、けど…
流れるライブシーンは映画館の音響と合わせるとなかなか迫力があってよかったです。
衣装も作りこまれていますし、平手ちゃんの表情もとれていてよかったです。
が、ハロプロライブに見慣れた身からすれば
「カメラ変わりすぎ!」「歌うたえなさそうな振付!」「暑そう!」
というのは気になりましたが、まあそこは文化が違うと思えば受け入れられます。
けど、平手ちゃん以外分からないのであれですが、ライブシーン平手ちゃんメインしか映っていないので他のメンバーの中には全然映っていないメンバーもいたのでは?と心配になりました。
あとは振付が全体でつくる振付であればもっと全体をみせてもいいのに、とか思いましたね。
カメラとか音質はいいのにもったいなさすぎる印象。
感想3 平手友梨奈は天才だった
そんな欅坂ですが、やはりセンターの平手ちゃんはすごかったですね。
目線や表情のつくりこみは素晴らしいです。
平手ちゃん一強になってしまったことも納得がいきますが、やはり運営は平手ちゃん一人に重責を負わせすぎたと思います。
それを「少女たちは傷つきながら戦う」みたいなことで丸投げされたらそりゃメンタルやられますよ…。
平手ちゃん以外のメンバーも平手ちゃんの圧倒的な才能を見せられたら「平手のバックダンサー」でいいと思うでしょうし。
つんくは以前インタビューで「いれるとしたらベリーズ工房」と言っていますが、それも納得です。
平手ちゃんレベルの子はソロかそれに負けないくらいの個性をもつグループに入れないと他がかすみますからね…、
が、その平手ちゃん依存体制を敷いてメンタルケアを怠ってきた運営に対してかなり嫌悪感を増したのは事実です。
おそらく平手ちゃんも限界だったと思います。
ギリギリの状態でパフォーマンスをし、それでも叩かれたりもしましたし平手ちゃんを狙った事件も起きましたからね。
もっとちゃんとした運営にプロデュースしてもらったら、と考えずにはいられません。
感想4 メンバーのメンタルケアを怠った運営の罪は重い
アイドルの、というか表現をする人たちってその体がだめになったら商売にならないじゃないですか。
だからこそ、身体のケアをするためにマッサージに通ったりもするでしょうが一番大切なのはメンタルのケアだと思うんです。
欅坂にはそれが明らかに不足していた。
まだ未成年の子を抱えるアイドルグループだからこそ、そうゆうケアをきちんと行うべきなのに行われず、その責任をなぜか振付の先生に問う、みたいな構成には疑問しかありません。
アイドルのライブを見るなら
スカパーがおすすめですよ!
ハロプロももちろんですが、他のAKB系、坂道系も見れる優れもの!
きになるかたはぜひ!
まとめ
全体的に「こう見せたい!」という思惑があっての構成だとは思いましたね。
全体的にもやもやとした映画でした