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20代OLのおすすめあれこれ

20代OLがタイトル通り自分のオススメを紹介します

【感想レポ】新国立美術館 ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年 わざわざハンガリーに行かなくてもこんな素晴らしい作品に出合えるなんて!

国立新美術館の「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」に行ってきました!

日本とハンガリーの外交関係開設150周年を記念し、ハンガリー最大の美術館であるブダペスト国立西洋美術館ハンガリー・ナショナル・ギャラリーのコレクション展を開催します。両館の所蔵品がまとまった形で来日するのは、じつに25年ぶりとなります。
本展では、ルネサンスから20世紀初頭まで、約400年にわたるヨーロッパとハンガリーの絵画、素描、彫刻の名品130点が一堂に会します。クラーナハティツィアーノエル・グレコルノワール、モネなど巨匠たちの作品に加えて、日本では目にする機会の少ない19・20世紀ハンガリーの作家たちの名作も、多数出品されます。「ドナウの真珠」と称えられるハンガリーの首都、ブダペストから一挙来日する珠玉の作品群を、ぜひご堪能ください。

日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念 ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵 ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

 

 

 

国立新美術館、いつみても建築が素敵。

暖かい日の光が館内にくるので、暖房が抑えめでも結構暖かい。

 

 

写真撮影はNG! 気をつけましょう!

展示は歴史順にならんでおり、イタリアのヴェネツィアの作品まで数多く並んでいました!

2部構成にわかれており、「I. ルネサンスから18世紀まで」「II. 19世紀・20世紀初頭」となり、それぞれ細かく別れていました。

 

かなりの量が並んでいたのでブタペストに行かなくても見れるなんて…!

なんてお得なんでしょう! 絵も大きいものがあったので迫力満点! 歴史順にみて思ったのは写実→抽象のループが続いているということだなぁ。という感じ。

あと色彩の進化が凄まじい…! 青の色も、1部ではくすんだ色のような青が2部ではハッ!となる爽やかな青になっており、空の色が綺麗に映えていました!

 

また、宗教画も1部2部とまた変わっていたなぁ。 1部は本当に神聖なものを描く!という感じ。

2部はより身近に描く!というのに変わっていった気がします。 (あと1部の宗教画はあかちゃんがムチムチで美味しそうだと思ってしまいました笑)

 

こうやって130点もの作品が来るってことは中々ないんだろうなぁ。 見れて良かったです! 皆さんもぜひ!来てくださいね! ではでは〜!

 

【感想レポ】東京都現代美術館 常設展 MOTコレクション 第3期 いまーかつて 複数のパースペクティブ 現代アートなんてわからない? わからなくていい!

つづくの後に行ってきました

MOTコレクション 第3期 いまーかつて 複数のパースペクティブ

東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約5400点の作品を収蔵しています。こうした収蔵作品を紹介する「MOTコレクション」展では、会期ごとに様々な切口を設けて作品を展示し、現代美術の持つ多様な魅力の発信に努めています。
今回の第3期は、約3年間の改修休館の間に収蔵された作品およそ400点のなかから寄贈作品を中心に、1930年代から近年の作品まで約160点をご紹介します。過去と現在、美術館とコレクターといった複数の視点の交差をとおして、コレクションの意味を考えます。

www.mot-art-museum.jp

 

やっぱり私現代アート好きだなぁ。

どうみればいいのかわからないという方もいると思いますが私はめちゃくちゃ好きです。

写真撮影は一部可能です!

 

これは一番初めにみた展示です。

立体作品の良いところはどこから見ても印象がまた変わって見えるところだと思う!

近くでみるとやわらかい感じ、遠くで見ると中心の刺が攻撃的に見えるような。

 

こちらはオノヨーコの作品。

シンプルに文字だけですが、シンプルがゆえに考えられることが多くて長い間ここにいました!

こちらの展示は映像作品になっております。

永い間いれる本当に…

 

 

なにを見ればいいの? という方もいるかもしれませんが、本当になんでもいいんですよね。

ただそこにものがあってそれをどうおもうかは見た鑑賞者に一任される。

一応作者のメッセージがありますが、私たち鑑賞者がどう思うか、が一番現代アートにはメインじゃないかなあ。

昔は伝えるほうが強かったのですが、多様性のある社会では自分たちが「どう思うか?」というのにスポットが当てられているような…。

 

東京都現代美術館は企画展も本当に面白いものがおおいので、ぜひついでに見に来てくださいね!

ではでは!

 

 

【感想レポ】ミナ ペルホネン/皆川明 つづく 東京都現代美術館 服にときめいたこと、ありますか? 



東京都現代美術館にいきました!


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ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967-)が設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは 1995 年。一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりをつづけてきました。
ファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器、空間デザインなど次第にその領域を生活全般へと拡げ、デザインを通して私たちの日常の様々な場面に「喜び」をもたらす提案を重ねてきました。その歩みは本展覧会の会期中の 2020年に、25周年を迎えます。
タイトルに付した「つづく」という言葉は、「せめて100年つづけたい」との思いから始めたブランドが、その4分の1を迎えようとしている今現在も、常に今から 100年後を見つめ続けるミナ ペルホネンの時間的な継続性を想起させるものですが、それだけでなく、つながる・重ねる・循環するなど、ものごとが連鎖し何かを生みだしていく様を予感させる言葉でもあります。本展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介するとともに、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察します。

www.mot-art-museum.jp

 

2015年に池袋のシアターイーストでおこなわれた舞台「書を捨てよ、街へ出よう」の衣装提供もしていたこのブランド。

 

ポップだけど洗練された衣装だなぁとおもっていたのですが、今回この展示をみてこの洗練さは100年続くブランドにしたいというのからくる洗練さかもしれない…。

 

かわいいけど、かわいすぎないというか、かわいいおねえさんにもかわいいおばあちゃんにもなれる服だなぁ、と思います。

映像作品の中には、ブランドの愛用者の方の映像もあったのですが、どちらのかたも自分らしく、素敵に着こなしていました。

 
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また、愛用者の方が実際に来ていらっしゃる服を展示されているコーナーはその着用者と同じように歩む服がいました。


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食器たち。

北欧ぽいですが、木の質感がどことなく日本ぽい

 

ファストファッションと言われていますが、こうやって高くても一つの服を大事に高い年月をかけて歩んでいくのって素敵だなぁと思います。

 

一度でも服にときめいたことがある方ならぜひ行ってみてほしい!

 

【感想レポ】刀剣博物館 最近流行の刀、じっくり見てみたくない? ならここへ!

こんにちはーー!

東京博物館の同じ最寄り駅の刀剣博物館にも同じ日にち行ってきました!


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刀剣博物館は日本刀を保存・公開し、 日本刀文化の普及のため、日本美術刀剣保存協会の付属施設として昭和43年に開館しました。

日本刀は古来武器という性質以外に、信仰の対象や権威の象徴としての側面をもち、また美術品として鑑賞の対象にもなっていました。廃刀令後本来の日本刀の役割を終え、更に第二次世界大戦後、日本刀は武器と見なされ駐留軍による没収の的となり壊滅の危機に瀕しました。しかしながら本間順治、佐藤貫一氏等の活動により戦後の混乱を脱し、両氏を中心として昭和23年に美術工芸品としての日本刀の保存・鑑賞・研究・伝統継承のため日本美術刀剣保存協会が設立されました。

日本刀は日本人の豊かな感性により武器が美術工芸品にまで昇華されたといわれる文化財で、千年を越えて大切に保存され、歴史的・文化的にもその果たした役割が大きいと言えます。日本刀に美を感じることは、日本の文化を感じることではないでしょうか。いまなお製作当時の姿を伝え、燦然と輝いている日本刀は、国内のみならず海外からも非常に高い関心が寄せられています。
当館は刀剣類、刀装、刀装具、甲胃、 金工資料、古伝書等を多数所蔵し、その中には国宝の太刀 銘 延吉や国行 (来)、国行(当麻)、重要文化財 太刀 銘 信房、重要美術品 太刀 銘 真景など、国の指定・認定物件も数多く含まれています。

日本刀という特殊な伝統文化の保存、また日本のみならず世界に日本刀を発信していく拠点となるベく、当館は今後も活動を展開していきます。

ご案内 | 刀剣博物館

 

昨今の刀剣ブームに合わせて開館されたこの博物館。

有名な刀剣が所狭しと並んでいます。

 

 
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館内はフラッシュ撮影がだめですが、一部を除いて撮影OK。

 

そもそも刀剣の歴史ってどんなの?

というところから始まり、見所ポイントまで詳しく載っていたので初心者の私でも見所がわかりやすかったです。


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ちなみに私のお気に入りはこの刀。

上の白い所が素敵だなぁ…と、

ほぼほぼ主観なんですが!

 
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鞘も展示されてました。

鮫革ってどんな感じなんだろう、触ってみたい…

私としては鞘も面白くてなかなかよかったです!

刀剣に興味を持った方、ぜひ行ってみてくださいね!

ではではー!

【感想レポ】すみだ北斎漫美術館北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展 北斎の魅力は浮世絵だけじゃない! 最晩年期の北斎の魅力を堪能あれ!

江戸東京博物館、刀剣博物館のあとにいってきました!

 

江戸東京博物館から歩いて10分ほど。

まっすぐなので迷う心配もないかと。

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 小布施から北斎晩年の傑作 祭屋台天井絵「鳳凰」「男浪」がやってくる!
2019年は世界的に名高い浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)の没後170年にあたります。この節目に、すみだ北斎美術館では、11月19日(火)から2020年1月19日(日)まで、「北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展」を開催。北斎館所蔵の名品を、当館(東京・墨田区)で展示します。
北斎館は、北斎が晩年に訪れた長野県上高井郡小布施町に昭和51年に開館しました。「北斎 視覚のマジック」と題し、構図や形に不自然な構築的要素を加えているにも関わらず、不自然さを感じさせない作品を制作した北斎の魅力に迫ります。初期から晩年に至る肉筆画をはじめ、代表作の錦絵「冨嶽三十六景」など、前後期あわせて北斎館所蔵の作品約130点が展示される珍しい機会です。ふだんは小布施・北斎館でしかみられない北斎の名品を、すみだ北斎美術館でご堪能ください。 

実は私、卒論が最晩年期の北斎をテーマにしていたのでとても懐かしい…

卒論真っただ中にちょうどこれができたんでいったんですよね!

 

今回は三年ぶりに来館。

小布施の北斎館も結構いったなぁ。。。

 

常設展はちょうど富岳百景を描いたまでの北斎が見られます。

写真撮影は禁止。

今回は小布施の北斎館と資料の交換をしているのか常設展が少なかったような…。

北斎館にあるんですかね?

 

展示されているのは小布施の北斎館でしか基本は展示されていない鳳凰の絵や浪の絵。

これを当時でもかなり高齢の80代にわざわざえっちらおっちらと小布施にきて書き上げたというのだから本当にすごい。

 

結構一般の皆さんがイメージする北斎っ富岳百景までなんですよねぇ。

もっとさらに浪を発展させた北斎がいるのに。

それが今回の企画展にある男浪女浪。

 

浮世絵と肉筆画という違いはありますが、浪の形がさらに迫力ありつつも丁寧に描かれています。

個人的にお気に入りが激しい水しぶきを表した白の点。

齢80を超えても絵の道に邁進し続けた北斎の姿がみえるよう…。

 

小布施には今回展示された鳳凰のさらに大きい鳳凰が岩松院の天井絵にあります。

 

最晩年の北斎に興味を持った方はぜひ小布施に来てみてくださいね!

 

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【美術館レポ】江戸東京博物館 子供のころ、一度はきたことある方! もう一度行ってみませんか??

こんにちはー!  

江戸東京博物館に行ってきました!

 

東京都江戸東京博物館は、江戸東京の歴史と文化をふりかえり、未来の都市と生活を考える場として平成5年(1993年)3月28日に開館しました。高床式の倉をイメージしたユニークな建物で、開館以来、東京を代表する観光スポットとして、多くのお客様にご来館いただいております。

常設展は、徳川家康が江戸に入府してから約400年間を中心に、江戸東京の歴史と文化を実物資料や復元模型等を用いて紹介しています。さらに、1階展示室で開催される年5~6回の特別展に加えて、講座や体験教室など様々な活動を展開しています。

東京の新しい文化創造の拠点として、また皆様の憩いの場として、大いに活用していただけることを願っています。

江戸博とは - 江戸東京博物館

 

皆さん一度は来たことがあるんじゃないでしょうか?

私も10年以上前、小学校の修学旅行でいきました。

 

けどかなり昔なので、内容も忘れてしまっているので結構新鮮な気持ちでいけました

展示は6階。

エスカレーターで向かうのですが、歩くのは駄目。警備員さんに怒られます。

六階にでると江戸橋が。

結構写真撮っている方も多いです。

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写真撮影はフラッシュのみ禁止ですが基本はOK。

 

修学旅行らしき小学生もいれば、外国人観光客の姿も。

 

ここ、ボランティアによる展示ガイドがついているんです!

もちろんスピーカーも完備。

 対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語!

無料というところがすごいですね!

 

外国人観光客もスピーカーやガイドを利用して江戸時代の文化を聞いていました!

私も隣でこっそり聞き耳をたてちゃったり。

 江戸時代はいい意味でも悪い意味でも身分制が確立し、それぞれの文化が成熟していった感じ。

 

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江戸の風景です。

時代劇でみましたね!

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これは江戸の庶民が恐れてた火事を知らせる時に使う道具ですが、素敵~!

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お寿司!大きいのは忙しい江戸っ子がすぐにお腹いっぱいになるからこの大きさとのこと。魚より卵が高級だったらしいです!

 

館内は江戸文化だけではなく、現代にいたる日本のカルチャーを紹介していて、明治時代からの近代日本も知ることが出来ます。 

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体験コーナーも多くあり、子供たちも写真を撮ったり、自転車に乗ったりとたのしんでいました。

 

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こちらは実際に使われた籠!

体験できるのもありましたがかなりかがまなくてはいけないので肩がこりそうな感じでした。

 

 

いろいろ江戸のことも知れるかつ体験もできると子供も楽しいですよね!

遊べる博物館!って感じ!

 

大人になってみると改めていろいろ知れますよ!

 皆さんもぜひいってくださいね!

『美術館レポ』東京国立博物館 本館 日本美術を一から知りたい? ならつべこべ言わずにここに行け!

 
 

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刀剣フロア、刀剣女子たちが多くおりました。
東洋館にも刀はあったのですが、それはまさに叩ききる感じ、こちらはひいて切る感じ。
見比べると楽しいかも。
 
 
 もっと写真はとれたのですが今回は充電の関係でこれだけ💦
 
日本の芸術を知りたいけどまずどこをいけばいいの?という方や海外の方を案内したいときにはちょうどいい美術館だなぁ、と思います。
 
海外の方には西洋風の建物に日本美術という建物が少しヘンテコに感じるかもしれませんけどね💦
 
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ではー!
 

【 美術館レポ】日本国立博物館「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」 俺達(紀元前)の美しさを見よ!自然の力強さを添えて!

こんにちは!
日本国立博物館にいってきました〜!


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今回は東洋館編!


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企画展をやっています!


企画展は写真撮影NGで常設展は写真撮影は許可されているものはOK!
中国、朝鮮の歴史ある品々がおおくあり、常設展だけでもおなかいっぱい


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そして纏足靴、初めて見ました!


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私の手のひらより小さく、これが成人の女性が履いていたと思うとヒヤリとするものがあります😱

けど刺繍も普通に見れば色とりどりで可愛い…、纏足じゃなければなぁ…、


髪飾り、陶器、仏像など多くあり、おもしろかったです!

 

 

そして企画展!


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特別展「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」

古代の人々は、自分たち自身をどのように表現したのでしょうか。神々や死後の世界、自然界をどのように認識したのでしょうか。古代の美術工芸品には、当時の人々の意識や世界観が投影されています。
本展覧会は、カタール国の王族であるシェイク・ハマド・ビン・アブドラ・アール・サーニ殿下が収集されたザ・アール・サーニ・コレクションの中から、世界各地の古代文化が生み出した工芸品117件を厳選してご紹介します。「人」「神」「自然」の3つの展示テーマに沿って古代世界を巡ってみましょう。

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1979

 

 

第1、2は紀元前の人々の美しいとかなんなのか!?というテーマのようにも感じます!
エジプトは切れ長の目が良いとされていたし、豊満な体がよいとされた時代もあり、さまざまな美を感じさせる展示です!


あと、日本に保管されているミイラも見れました!
骨とかは残っておらず、木で作ったといっても信用出来ちゃいますが、とても見応えがあった…! 

 

第3は動物についてですが、より今より自然の動物たちの力強さ、そのなかの可愛さがしっかりと表されている感じ!

 

東洋完全体を見て思ったのですが、むかしは本当に「金」が大切だったんだなぁ、と思います。


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王族などの特権階級しか許されなかった色ですが、その下の位の者も見てわかる色だと思います。


自然の色しか知らない人々から見たら金を纏う王族は特別な人物だとおもったんだろうなぁ、と思いながら見ていました。

 

金の力と古代の想像以上の技術を楽しめました!

 

皆さんもぜひ!行ってみてください!

 

□一般:620円
□一般(団体):520円
□大学生:410円
□大学生(団体):310円

東京国立博物館 東洋館

【美術館レポ】「コートールド美術館展 魅惑の印象派 」印象派だからこその筆使い、長時間いれちゃうコスパの良さ!


こんにちは!
コートールド美術館展にいってきたので、その感想レポです〜!


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ロンドンにあるコートールド美術館のコレクションから、印象派・ポスト印象派の作品を紹介します。実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に1932年に設立された同館は、美術史や保存修復において世界有数の研究機関であるコートールド美術研究所の展示施設です。本展覧会では、その研究機関としての側面にも注目し、画家の語った言葉や同時代の状況、制作の背景、科学調査により明らかになった制作の過程なども紹介し、作品を読み解いていきます。
日本の風景のようだと語られたファン・ゴッホによるアルルの風景《花咲く桃の木々》、19世紀後半の近代都市パリの風俗を映すルノワールの《桟敷席》やマネの《フォリー=ベルジェールのバー》、科学調査が作品の秘密を解き明かしたゴーガンの《ネヴァーモア》やモディリアーニの《裸婦》などをはじめ、選りすぐりの絵画・彫刻約60点を展示します。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_courtauld.html

 


印象派はどこか避けていた節があり、あまり行かなかったですが、面白かったです!

その避けていた理由が当時美術部の友人とまた違う印象派展に行った際、絵のタッチなどを友人がめちゃくちゃ見て2時間くらいかかってしまい、待ちぼうけをくらったことが少しトラウマになっていたのですが、互いに行く相手が悪かったので今回はなんとなくの苦手を脱するべく行ってきました!


同時期にあった抽象絵画はよくいってたんですが、印象派抽象絵画とは違いますねー!

時代が変わる中で身分国籍問わず様々な人間に見ても大丈夫なように風景や人の絵が用いられたからこそその作者一人一人の絵の違いとか…同じ人とか花をモチーフにしてても全然違うのです!

 

構図も様々な工夫をされてきて何も無いテーマだからこそ何度見ても飽きない絵を追求したのでは???とおもいますね!

 

まじかで見ると海の絵に一体全体何色使われているんだ!? と言いたくなるような色使い、特にモネの「アンティーブ」は遠目と近い場所の印象が違うのでとても楽しめる…!


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あとはスーラの点描画は印刷物でみるのとでは大違いで、絵の具の厚みが実際に見られたり、と結構長い時間いられました!

 

肌の色味も、ただ肌色なら肌色の色を塗るのではなく、そこに青、緑、赤などもいれての肌色を作っていたり、髪の毛1本1本もこうやって描いているんだと発券があったりと観察することができました!

 

友人が2時間もいられた理由、わかったかも!と言うような体験でした!

 

来てよかったなぁー!
と思えた展示でした!

皆さんもぜひ来てくださいね!

 

 

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東京都美術館 2019年9月10日~12月15日
愛知県美術館 2020年1月3日~3月15日
神戸市立博物館 2020年3月28日~6月21日

く【美術館レポ】インターメディアテク  配置の神が織りなす東大の英知の一部!

ダンスオブヴァンパイアの行く道中で見つけた無料の博物館です!

時間があったので、見に行ったのですが結構よかったので紹介!

 

インターメディアテク

IMTとは

日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設が丸の内JPタワー内にオープンしました。施設の位置する旧東京中央郵便局舎は、昭和モダニズムを代表する歴史建築として知られていた5階層のビルで、その2・3階部をミュージアム・スペースとして改装し、誕生したのが「インターメディアテク」(IMT)です。この呼び名は、各種の表現メディアを架橋することで新しい文化の創造につなげる「間メディア実験館」に由来します。その活動の舞台となるのは、東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本や研究資料など、「学術標本」と呼ばれるものの常設展示です。歴史的な遺産を、現代の都市空間のなかで再生させるデザイン技術は、「インターメディアテク」の展示の見所のひとつです。特別展示やイベントでは、大学における最先端科学の成果や各種表現メディアにおけるユニークな創造を、常設展示の世界観と融合させながら、随時公開します。この施設では、大学の主導する教育研究活動の一環として、これまでにない複合教育プログラムを実践するとともに、教育研究の成果を広く伝えるための、オリジナルグッズの開発販売もあわせておこないます。

INTERMEDIATHEQUE

 

 

館内は基本撮影不可

一か所だけ撮影可能エリアがあったので、そこだけ写真を撮りました!

 

展示内容は絵、写真、標本、骨格標本、はく製、蓄音機、などなどなど!

 

様々なものが展示してありますが、一番私がびっくりしたのは配置がとっても素敵なところ!

 

これ、推理物のドラマで種明かしするときに、皆があつまるやつじゃん…、友人はハリポタの世界見たい―!と言っていました!

展示をじっくり見なくてもそこにいるだけで素敵な雰囲気。

 

本当に素敵だったんですよ

 

もちろん内容も東大の名がついているので様々な分野の物がひろーーく展示されています!

 

素敵な空間でした!

時間でしっかり見れなかったけど次はちゃんと見たいなぁ!

 

最後に撮影可能エリアの写真!

ぜひ、皆さんも行ってみてください!


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アクセス

東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3階
JR東京駅丸ノ内南口から徒歩1分/丸ノ内線東京駅地下道より直結
千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分


インターメディアテクまでの詳細アクセス

KITTEエレベーター、またはエスカレーターにて
2Fミュージアム(インターメディアテク)エントランスよりご入館ください。

http://www.intermediatheque.jp/ja/info/access/module/default

【 美術館レポ】「21_21 DESIGN SIGHT 「虫展」 」虫の「気持ち悪さ」への挑戦



こんにちは!

雨、すごいですね💧

 

こんな日は美術館はどうですか??

美術館初心者の方でも面白い展示をご紹介します!

 

21_21 DESIGN SIGHT 虫展



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21_21 DESIGN SIGHTでは2019年7月19日より企画展「虫展 −デザインのお手本−」を開催します。展覧会ディレクターにはグラフィックデザイナーの佐藤 卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司を迎えます。

自然を映し出す存在である、虫。私たちの身近にいながら、実はそのほとんどの生態はわかっていません。虫の色、質感、構造、また習性には、私たちの想像をはるかに超える未知の世界が広がっています。人類よりもずっと長い歴史のなかで進化を続けてきた多様な虫の姿からは、さまざまな創造の可能性が浮かび上がってきます。本展覧会は、知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試みです。

会場では、デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示します。小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり、幼虫がつくり出す巣の構造を建築に当てはめてみたり...。一つの虫をじっくり観察したら、その口、目、脚から驚くような工夫が見つかりました。あるいは、人間が虫と関わってきたなかでつけた名前には面白いルールがありました。
クリエイターが、そして訪れる一人ひとりが、虫の多様性や人間との関係性を通して、デザインの新たな一面を虫から学ぶ展覧会です。

http://www.2121designsight.jp/program/insects/

結構ここは有名で知る人ぞ知るという感じ。

こういった展示の他にもことば展、民藝展などなかなかほかの美術館ではやらないような企画展も多くされています。

建築はなんといっても日本を代表する建築家安藤忠雄

日本の技術を発揮させた建築を見るだけでもそれはそれで楽しい⭕

 

夏の時期には子供たちが多く来館したでしょう!

 

入館料を払って展示されている階段を降りたらなんとドーン


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巨大な虫の足が。

ここまで大きいとさすがに気持ち悪さは感じない。

 


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近くには蝶を含め多くの虫たちの標本。

皆さん写真沢山とっていました。

こうすると気持ち悪くはないんだよねぇ・・・。

 

プロジェクションマッピングの部屋では様々なカラフルな虫たち。

それを抜けるとこんなものが

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いいですねぇ。

私好きですこれ。

 

ほかにも


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擬態をする虫たちも。

私結構虫を見ると叫ぶタイプの人間なのですが、興味深く見れました。

 
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これはアメンボの足の再現。

面積には少ししか水面に触れていないのにこんな大きなものが作れるとは。

アメンボすごい。

 

写真はとってないのですが、虫が入った万華鏡などあり、子供も大人も楽しめる展示でした。

 

ちなみにこれ、普段美術館に行かない方と一緒に言ったのですが、とてもおもしろかったとのこと。

曰く「虫の気持ち悪さを隠さないのがよかった」と。

 

確かに。

来館者の方の中には私と同じようにイニシャルGが現れたら叫ぶ方も多いと思いましたが、皆さん真剣に見ていました。

 

ほかの博物館でも虫展はやりますが、そこでは普段よく見る身近な虫たち(テントウムシ、ゴキブリ、蟻など)も多く取り上げられていません。

けどその虫たちにも学ぶところはあるし既に学んでいるものもある。

 気持ち悪さで無視しているもののなかに新たな発見がある。そう思えました。

 

最後に虫展の1番最後の展示を。


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気持ち悪さへの挑戦。

そこから開く出会いを楽しみたいですね!

 

2019年7月19日(金) - 11月4日(月・祝)会場21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2休館日火曜日(10月22日は開館)開館時間10:00 - 19:00(入場は18:30まで)入館料一般 1,200円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料