【美術館レポ】リニューアル・オープン記念展 Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY サントリー美術館
こんにちは~~!
サントリー美術館にギリギリですが行ってきました!
展示概要
サントリー美術館は「生活の中の美(Art in Life)」を基本理念に展示・収集活動を行ってきました。絵や彫刻だけではなく、日常使う道具や調度に美を認め、生活の中で味わい愉しむ。これがわが国の美意識の特徴のひとつです。そしてその美意識のもと、多くの名品が見出され育まれてきました。当館では、1961年の開館以来、企画展や収蔵品展を通じて、このような美術作品を広く紹介してきました。
リニューアル後初となる本展では、改めてこの基本理念に立ち返り、酒宴で用いられた調度、「ハレ」(=非日常)の場にふさわしい着物や装飾品、豪華な化粧道具などから、異国趣味の意匠を施した品々まで、生活を彩ってきた華やかな優品を厳選してご覧いただきます。また、新たな試みとして、古美術に造詣の深い現代作家の山口晃氏、彦十蒔絵・若宮隆志氏、山本太郎氏、野口哲哉氏にご協力いただき、現代アートと当館のコレクションをクロスさせた特別展示を行います。
六本木の中にある日本美術
サントリー美術館は日本美術を特化した美術館になります。
今まで改修工事を行っていた関係でしばらく休館だったのですが、開けたと思ったら緊急事態宣言で休館が長引いたのは残念でした。
この展示は延期され9月16日までやっています。
周りは普通のショッピングビルの中にあります。普通のショッピングモールの中にはあまりない店舗も多いのでウィンドウショッピングをするのも楽しいと思います。
嫁入り道具
嫁入り道具として作られた櫛です。
こまかく見るとデザインも綺麗ですし、みていて飽きない出来でした。
こうゆうの見ると時間が一気に無くなっていきますね!
写真にはとっていませんでしたが、昔の着物や兜なども展示してありました。
見ごたえ十分
外国文化と日本
上2つはキリスタンが作ったもの。
日本によくあるデザインにマリアの肖像画はアンバランスかと思いきやかなりデザイン的にもマッチしていてかなりみていてよかったです。
二枚目もつくったのが日本の職人からなのか、キリスト教 のよくあるモチーフに日本の美術を組み合わせているのでマッチしています。
三枚目はインドのものを日本風にしたもの。
写真よりも綺麗に色使いが映えていてよかったですね。
まとめ
あまり日本美術はいかないのですが、ここはいつ見ても面白いのでとてもよかったです。
みなさんもぜひー
【美術館レポ】 特別企画 和巧絶佳展令和時代の超工芸 パナソニック汐留美術館 和と現代のコラボレーション!美しい工芸に酔いしれ!
こんにちは
パナソニック汐留美術館の「特別企画 和巧絶佳展令和時代の超工芸」に行ってきました。
館内は撮影OKですが、携帯を忘れてしまいました…
行く方はぜひ忘れないようにしましょう!
同じ美術館のはこちら
概要
本展覧会では、日本の美意識に根ざした工芸的な作品によって、いま最も注目されている1970年以降に生まれた12人の作家を紹介します。グローバル時代をむかえ、私たちを取り巻く物の均質化が進むなか、日本各地で育まれてきた工芸や手仕事が独自の表現を生み出す資源として見直されています。工芸というジャンルにとらわれることなく、工芸素材を用い、工芸技法を駆使して工芸美を探求する本展の出品作家の取り組みは、人と物との関係を問い直すとともに、手仕事の可能性の広がりを予感させます。展覧会タイトル「和巧絶佳」は現在の日本における工芸的な作品の三つの傾向――日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」――を組み合わせた言葉です。この展覧会が現在の日本の工芸の新しい兆候を示すだけでなく、これまで受け継がれてきた日本の手仕事の可能性を考える機会となることでしょう。パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic
現代に合わせた工芸
工芸、というと少し古臭いイメージを持つ方もいるかもしれません。
この展示はそのイメージを壊すべく現代の工芸作家の作品を展示しております。
かなりおしゃれですよね。
工芸と言えば古臭い壺をイメージするかもしれませんが、こういった靴をしようしたのもあります。
古臭くさくないさわやかさ
この暑い季節にぴったりなこちらの展示。
見るだけで風鈴のように暑い夏を少しでも快適にすごせそうな気がします。
写真でもきれいですが実物はもっと色鮮やかで展示数もたくさんあったのでぜひ見てほしい。
現代に流れ続ける工芸
このいかにもデジタルチックな作品も立派な工芸。
中にはリンゴの形の物もあり、電脳世界のような作品です。
が、このデジタルなデザインも螺鈿という立派な昔からある手法とのこと。
デザインが違うだけでここまで雰囲気が変わるのですね
工芸ぽい作品ですが、実際みると鮮やかで柔らかみのある白がとてもきれいでした。
こちらも蛍手(ほたるで)という中国発祥の技法だそうです。
白磁の要素をさらに丸みをもたせた雰囲気が素敵です。
この前銀座無印でこちらもやっていましたね
白の器がたくさんありました。
文化をのこすというのは
文化継承は大切、といっても実際いざ自分が持ってみたり使ったりすると、やはり今と合わない部分があり本当に家の家具や壁紙を変えなきゃしっくりこないということもあうんですが、こうやって現代に合って次の世代に残していくというのも大切ですね
工芸だとこちらも
ウィリアムモリスのアーツアンドクラフツ運動に影響を受けた日本の民藝運動もおもしろいのでぜひ
ではでは!
ちなみに今回の画像はすべて公式HPからお借りしました。
館内撮影OKですので行くさいはカメラをお忘れなく!
【美術館レポ】東京オペラシティ アートギャラリー 「ドレス・コード?─着る人たちのゲーム」展 服とは?ドレスコードとは?ちょっとわかる気になる、かも!
こちらの後にいってきました!
新宿から歩いて15分ほど。
近くに文化学園がやっている文化学園服飾博物館もあるのでぜひ!
概要
今日着ている服、あなたはどうやって選びましたか?
制服、スーツ、ジーンズ、Tシャツ、ジャージ、ワンピース、トレンチコート……。その時の気分で選ぶこともあれば、何をするか、誰に会うかで決めることもあるでしょう。コスプレのように自分とは別の〈だれか〉になろうとすることだってあります。
一方で、ファッションは「着る」だけでなく、「視る/視られる」ものです。特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれています。インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの装いを自由に発信できるようになった現在、私たちとファッションのかかわり方もまた新しい局面を迎えています。本展では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における新たな〈ドレス・コード〉、わたしたちの装いの実践(ゲーム)を見つめ直します。
コロナ対応、会場について
コロナ対応のため、予約制になっています。
予約は公式HPから。
こちらから予約をするとスムーズ。
バウハウスのようにチケットがローソンのみということもなかったので、そこはよかったかな。と思います。
お金に関しては受付で払います。
もちろん体温の計測は必須。
時期的にも暑くなるので気を付けていきましょう!
ちなみに会場内では一部写真撮影OKになってます。
洋服って、ドレスコードって
しばしばファッションっていろんな分野で論じられる問題ではありますね
最近だと#Kutooでしょうか?
が、ああゆうの時代によっては反発する象徴だったりもするのでかなりそこはおもしろいと思います。
この展示は今までありそうでなかった「服」というものをもう一回考えてみよう、という雰囲気がありましたね。
こうゆう展示、以前行った原画展みたいに丸投げになるのかなと思っていたんですが、今回はそんなことなくて主催者側の本気を知ることができましたね
個人の価値観の細分化
展示には普通の服もありますが、変わった服も多く展示されています。
こちらは漫画作品の衣装を再現したもの。
マリーアントワネットが着ていたようなコルセットがついたロココ調のドレスになります。
後ろ側も写真を撮りました。
こうゆうの、服装博物館にはあるっちゃあるんですが、どうしても年月が経っていてマネキンに着せる状態じゃないことが多いのに今回のために作った衣装なのでかなり綺麗。
けどつくりや刺繍がその当時のものなのでかなり見ごたえありましたよ。
あとは写真撮影はできないものの制服や軍服を展示していたり
こういった個性的な服も展示されています。
展示はそれぞれ「服ってどうゆうもの?」と観客に投げかけるスタイルにはなりますが、展示されている服がそのテーマに合った服をチョイスして展示しているのでみるこちらも考えやすかったです。
見ていて思ったのがファッションってその人その人の所属や考え方をアピールするもので、今の世界がこんなに様々なファッションで細分化されているのは多様性の結果なのかなと思ったり。
実際の展示も鮮やかな色合いがきれいでした、
まとめ
「ファッションか~、興味ないしな」と思っている方にも面白いと思ってもらえそうな刺激的な展示でした!ぜひみなさんも言ってみてください!
ではでは~
【美術館レポ】東京ステーションギャラリー 「きたれ、バウハウス」デザイン教育の基礎のバウハウスはまさに必見
こんにちは~~!
東京駅にある東京ステーションギャラリーの「きたれ、バウハウス」展に行きました!
他の美術館レポはこちら
概要
バウハウスの教育を見て感じる
20世紀のアートとデザインの歴史に燦然と輝くバウハウス。
それは、1919年、新生ドイツの誕生が宣言された古都ヴァイマールに、建築家ヴァルター・グロピウスにより設立されました。
バウハウスとは何だったのでしょうか?
バウハウスは何よりもまず学校でした。ワシリー・カンディンスキーやパウル・クレーなど時代を代表する優れた芸術家が先生としてバウハウスの教育にあたりました。
とりわけ、入学した学生が最初に受ける基礎教育で教師たちが試みた授業はユニークで、現代の造形教育の土台となりました。その教育を礎にして、バウハウスから、優れたデザイナーや建築家が育ち、また、時代を切り開くデザインのプロダクトやグラフィックが生まれてきました。
では、カンディンスキー やクレーといった教師たちはバウハウスでどのような内容を教えていたのでしょうか?
本展では、バウハウスの各教師たちのそれぞれの授業内容を見て感じることができるように、数々のデザインが生まれる土台となった基礎教育を展示の柱とし、バウハウスの各工房で繰り広げられたバウハウスの教育の豊かな成果と広がりをご覧いただきます。また、「総合の位相」や「バウハウスの日本人学生」といったテーマでバウハウスの活動に光をあてます。
日本人留学生については、4人全員の活動が紹介される初めての機会となります。
コロナ対応について
コロナ対応のためチケットは事前予約制、買い方はローソンのチケットホームから購入できます。
が、東京駅近くのローソンが東京ステーションギャラリーのある丸の内出口から逆の八重洲口のローソンしかないので買うのは家の近くのローソンがいいかもしれません。
一時間ごとの予約制になります。時間には気を付けていきましょう。
けどローソンだけってのがかなりめんどくさいなぁ…、
元々東京ステーションギャラリーのチケットシステムが自動販売機システムだったのでどうにかうまくいけないかなー、とは思いますね。
バウハウス知りたきゃこれ行っとけ
肝心の中ですが、かなり細かく展示されています。
展示の内容は以下の通り
基礎教育の分野から各工房間の紹介、そしてバウハウスの日本人学生についてかなりきちんと書かれていましたね。
特に工房の紹介は短期間だけ行った工房まで。
バウハウスの展示って基礎教育だけが多いのですが、工房まで網羅していたのはかなりよかったですね。
これからバウハウスを学びたいと思っている方、学校で知っていて知りたいと思っている方、かなりおすすめです!
徹底した基礎教育
バウハウスといったらデザイン教育の基礎として有名ですが、入学した学生たちはまず物体の構造の再構築を始めます。
物を積み立て、その構造がどうなるかをしっかり基礎から行うところをじっくりと見れたのはよかったですね。
色彩の授業もかなり力を入れてやったようで、光と色の関係などをみて色の研究を行ったりなど。
こちら撮影できるコーナーです。
赤と緑の影をつくりだし色彩感覚を磨きます。
これ、最初に入学をしてきた生徒はかなりちんぷんかんぷんだろうなぁ。
けど、この物と色の再構築するの、嫌いじゃない。
各工房の紹介も詳しい
バウハウスは一年(初期は半年)の基礎課程に進んだ後、試験を受けた後に各工房に進みます。
有名なのは建築工房、演劇工房あたりですが、バウハウスで短期間だけ行った工房もしていてすべてが網羅されていますね。
もちろん展示品の量の差はありますが、書かれている概要欄もかなりしっかりとしていて見ごたえありました。
個人的に好きだったのは舞台工房。
バレエ出身者の方なら見たことあるのかと思いますが、あの見るだけでも動きにくく不思議な舞台芸術はフルで流れていて見たのですが、今見ても新しく感じて「バウハウスが今でも残っていたらなぁ」と残念でなりません。
衣装もかなり不思議で円を体に巻き付けていたりとかなり個性的です。
(夢に出てきそう)
すべての工房に詳しく書かれていますので、気になるもの一つはあると思います。
日本人のバウハウス出身者について
日本人のバウハウス出身者の
水谷武彦
山脇巌
山脇道子
大野玉枝
の四名についても展示されています。
個人的に知っていたのが山脇勇、山脇道子ですね。
この二人はバウハウスについての窓口的役割となっており、妻の山脇道子は「バウハウスと茶の湯」の著者としても有名ですね。
(調べたら3万もする…、古本屋では2000円くらいで売られていた記憶なのでぜひ気になる方は古本屋へ)
改めてみるとどうしても日本人が作った作品であると同じ日本人である私としては感じられます。
徹底した基礎教育を行っていたバウハウスでさえもぬぐい切れない根本の価値観はかなり根深いなー、と感じました。
まとめ
ここまでバウハウスをきちんと取り扱ったの、なかなか興味深かったです!
デザインに少しでも興味がある方!ぜひです!!!
【感想レポ】北斎館 「ジャポニズムの源流」 世界の北斎!世界の小布施! 長野に北斎の集大成の作品があった!
こんにちは!
緊急事態宣言が明け、県外外出自粛要請も終わりそろそろ美術館いってもいいかなという気分になっており、まず地元から車で行ける北斎館に行ってきました。
もちろん朝起きた後の体温計は万全で熱もないのを確認してから行きました。
小布施も観光で成り立っているので、今回のコロナで大変ですが意外と人はいる雰囲気でした。
もちろんマスクは必須で入場前には体温計測。
ソーシャルディスタンスを保ちながらいきました。
北斎関連はこちら!
概要
ジャポニズムという言葉をみなさんはご存じですか。ジャポニズムとは19世紀後半ヨーロッパの国々で巻き起こった日本ブームのことで、今から200年ほど前にオランダやフランスを中心に巻き起こりましたが、この大きなブームのきっかけとなったのは、北斎が描いた『北斎漫画』だったといわれています。
この展覧会ではジャポニズムのきっかけとなった『北斎漫画』の中から様々なジャンルの絵をご紹介すると同時に、『北斎漫画』に影響された画家たちの作品資料もご紹介します。日本とヨーロッパをつないだ『北斎漫画』の世界をどうぞお楽しみください
北斎館の館内は?
私が行ったのは六月後半。
先ほども書きましたが、マスク着用のお願い、入場料の前の体温チェックをしました。
館内でいうとまだ小布施も観光シーズンではなく、入館者はそこまでそこまでなく、2mのソーシャルディスタンスはほぼほぼ保てていたのではないのかなー、とは思いますね。
北斎漫画から影響を受けた画家たちを展示
エドガードガ、エミールガレなど、世界的でも北斎の人気は今でもかなりありますね。
全快北斎館に行った際には目玉展示の天井絵が海外の展示にいっていたり、外国の方がいたりとしたので北斎の知名度ってやっぱり高いと感じます。
展示は少なめ、けど丁寧
が、実際展示を見た際にその展示数が少ない気がしました。
けど、概要を見ると北斎漫画をみて確実に描いているものを展示したのかな、とは感じます(これでただただ少ないだけだったらどうしよう)
けど、その作品を見て確実に北斎漫画をみているなという確実さもあったので丁寧にやったのかな、という印象。
言われればたしかにそう見えるけど、う~~ん、とならなかったのは好印象でしたね
ようやく発見された北斎
結構イメージで北斎漫画含む浮世絵の発見は【偶然】発見されたものだと思われているんですが、実は違う、とは声を大に言いたいですね!
鎖国とはいえオランダなどと貿易をしていたし、北斎漫画含む浮世絵を緩衝材としていたのは昔からですしね。
ちょうど【発見】されていたのは革命、ブルジョアの誕生、ウィリアムモリスの自然にかえろうとするアーツアンドクラフツ運動があったからこそ自然を自然に描いていた北斎含む浮世絵が発見されたんじゃないかと思います。
つまり発見されたという前に【ようやく】をつけるべきということ!
世界最大の最晩年期の北斎作品を展示
この北斎館のメインはやっぱり岩松院含む80代からの最晩年期の北斎の作品がやはりメインですね!
常設展の肉筆画の北斎の作品は有名な「富岳百景」や「神奈川沖浪裏」の波がさらに発展した北斎の波が見れます。
特に、上町屋台、東町屋台は外見のデザイン込みで必見です。
浮世絵ではどうしてもできない細かい色のグラデーションの濃淡、波の飛沫は表現しづらいですね。
そのジレンマが北斎を肉筆画の世界に行くのは必然だったと思います。
そのジレンマから解き放たれた
それだけではなく、幼いころから始めていた絵に対しての集大成というべき作品を数多くのこしていて、北斎のイメージが浮世絵で終わっている方はぜひ来てほしいと思います
まとめ
長野の小さい町ですが、町全体が観光地になっているので、北斎館だけではなくいろんなところに行ってみるとさらに楽しいですよ!
ぜひ行ってみてください!
美術館女子が思う美術館女子問題。いい加減新規開拓に女子を使うのはやめにしよう
美術館女子炎上について
地域に根ざした公立美術館の隠れた魅力やアートに触れる楽しさを、“映える写真”を通じて女性目線で再発見していく連載
そもそも発想は悪くない
女子のイメージ
美術館好きの意見
いい加減新規開拓に女子を使うのは辞めにしよう
美術オタクの私がおすすめ! 美術館初心者のための美術館5選!
美術館に行ってみたいけどおすすめって?
という方に美術館オタクの私が初心者の方のために紹介!
- 王道! 上野 東京都美術館
- 美術なんてわかんない!という方でも大丈夫! 六本木 21_21 DESIGN SIGHT
- 写真撮影OKならここ! 六本木 森美術館!
- どっぷり現代アートの魅力につかりたいならここ! 清澄白河 東京都現代美術館
- 無料でもこんなに面白い! 銀座 資生堂ギャラリー
王道! 上野 東京都美術館
上野といったら動物園&美術館&博物館など文化的なイメージされる方も多いのではないでしょうか。
この東京都美術館はその中心となる展示が多くされています!
この美術館の特徴としては日本初の作品が多く展示していること。
普段海外に行くしか見られない美術作品が展示される可能性があるのが東京都美術館なのです!
また、お土産のエリアも大きいのも魅力!
図録やポスターだけではなく、その美術展をテーマにしたアクセサリーや、紅茶、飴など、職場や家族にプレゼントしやすいものが多く取り揃えてあります!
私も好きな美術館ですが、かなり有名なので平日休日問わず混んでいるのが難点。
少し遅めの時間の方がゆっくり見れますよ!
こちらのサイトでは、通販もできるので自宅に戻ってから注文してもOK!
東京都美術館のレポはこちら
美術なんてわかんない!という方でも大丈夫! 六本木 21_21 DESIGN SIGHT
「アートなんてなにがいいの?」という方にもおすすめなのがこの「21_21 DESIGN SIGHT」
日本を代表するデザイナー三宅一生、佐藤卓、深澤直人の三人が立ち上げ、これまた日本を代表する建築家の安藤忠雄が建築を手がけたこの建築を見るだけでも楽しい。
この三角の建築、生で見ると結構「おっ!」となるので皆さんもぜひ生で見てみてくださいね!
この美術館の特徴としては「美術」というより「デザイン」をテーマの展示が多いこと。
そのため展示も私たちが普段でも使う椅子をテーマにしたものや、言葉のグラフィックなど、どちらかというと美術館というより博物館寄りのイメージですね。
こんなものも展示するテーマになるの? と思うようなテーマでも展示しているので、普段美術館行かないけどこの美術館は行く、という方もおおいのでは?
普段むずかしく感じる「アート」、「デザイン」を身近に感じさせてくれます!
写真撮影OKならここ! 六本木 森美術館!
「21_21 DESIGN SIGHT」から歩いて行ける距離にあります。
なんと六本木ヒルズ森タワーの53階にあるという超高層階美術館!
そこまでは高速で上昇するエレベーターでいくのですが、眺めもとても魅力的です!
森美術館ではなんと、写真撮影エリアが多くあります!
こんなエモイ写真が取れたり。
撮れた写真はインスタなどにアップすることもできます。
見た後もほかの方の写真を見て楽しむこともできますね!
森美術館では「進撃の巨人」や「カードキャプターさくら」など有名漫画の展示もしています。
また、海外でも活躍されている日本人アーティストの展示も多くしていることも特徴。
その単体の作品、アーティストの魅力を森美術館はしっかりと紹介してくれます。
作品の概要欄を多く載せないことを鑑賞した人たちの感性にゆだねているところも森美術館のいいところですね
超高層階美術館、皆さんもみてくださいね!
どっぷり現代アートの魅力につかりたいならここ! 清澄白河 東京都現代美術館
現代アートを見たいのであればこの東京都現代美術館にいくといいでしょう!
この美術館の特徴は一つの建物に複数の展示が見られる事!
ほとんどの美術館は常設展と企画展の二つになりますが、この東京都現代美術館は最大3つの展示を楽しむことが出来ます!
展示方法も独特で、服を吊り下げていたり、壁に打ち付けられていたり、迷路になっていたりと、「こんな展示の方法あるの!?」と思う事間違いなしな面白い展示方法もしています。
アーティストの作品だけではなく、展示の方法も注意してみると面白い魅力に出会えますよ!
難しいとされる現代アートですが、ここを見ると少しだけ、身近に感じるかも!
無料でもこんなに面白い! 銀座 資生堂ギャラリー
なんとここ、無料で入れる超お得な場所なんです!
美術館というかギャラリーと呼ぶべきここは、実際にアーティストがつくった世界観の中を体験できる体験型アートになっています。
銀座の地下にこんな独特な空間があるなんて…!しかも無料!
無料でも侮れません。
お金払ってでも行きたいほどのクオリティが高い作品が展示されています!
何回でも足を運びたくなりますよ!
以上5つ選んでみました!
他にも、チラシアプリなどで気になった展示を見てみると新たな発見がありますよ!
ひろがれ美術の輪!
1月美術館ランキング〜
1月は様々な博物館に行ってきました!
そのなかでトップ3を紹介します!!
3位!
白髪一雄展@東京オペラシティアートギャラリー
【感想レポ】白髪一雄展 東京オペラシティアートギャラリー 躍動感!!!絵具の力、人間の生命力を感じる! - 美術館、アート、建築、ハロプロなど
近くにありふらっと寄ったのですが、想像以上の展示でした!
白髪一雄の力強さを絵の具の盛り上がりで感じ、これぞアーティストだな、と思えました〜!
3月の後半までやっているので、ぜひ見てください!
2位!
つづく @東京都現代美術館
【感想レポ】ミナ ペルホネン/皆川明 つづく 東京都現代美術館 服にときめいたこと、ありますか? - 美術館、アート、建築、ハロプロなど
皆川明のブランド「ミナ ペルホネン」の服を展示されていました!
これまで作ってきた服たちや、それを愛用している人達の繋がりを感じることが出来ました!
服って着られるからこそ完成するんだな、と改めて感じた展示です!
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
そして!
栄えある1位は!
窓展: 窓をめぐるアートと建築の旅 東京国立近代美術館
【美術館レポ】窓展: 窓をめぐるアートと建築の旅 東京国立近代美術館 窓の奥深さ、しりたくない? - 美術館、アート、建築、ハロプロなど
「窓 」というテーマで様々なことを展示されていました!
建築やアートのみならず、「窓」が人間の中でどういった存在だったのかを様々な分野で展示してあります!
展示数も多く、見応え十分!
窓を通して色んな視点が見られて、窓がどういった役割をしていたのかを考えられるとても見応えのある展示でした!!!
どうでしたか??
皆さんの1月のベスト展示はなんでしたか?
ではではー!
【感想レポ】「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展」 パナソニック汐留美術館 ブルーノ・タウトと日本! モダニズム家具をご覧あれ〜!
こんにちはー!
パナソニック汐留美術館「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展」にいきました!
1928年,初の国立デザイン指導機関として仙台に商工省工芸指導所が設立され,1933年には来日中のドイツ人建築家ブルーノ・タウト(1880–1938)が顧問に招かれて剣持勇(1912–1971)らの指導にあたります。また建築家アントニン・レーモンド(1888–1976)とインテリア・デザイナー ノエミ・レーモンド(1889–1980)夫妻が,高崎の芸術文化を支援する実業家・井上房一郎(1898–1993)と出会ったのも同じ年でした。翌年,井上はタウトを高崎に迎え,銀座に出店した家具工芸店「ミラテス」でタウトがデザインした工芸品を販売します。この時代,世界そして日本各地で,モダンデザインに託して新しい上質な暮らしを夢見た人々の交流がありました。 近代産業と科学は大量生産を可能とし,装飾美に代わって合理的な機能美を持つモダンデザインを生み出しました。国際的に普及していくモダンデザインを,日本の暮らし方や風土になじませようと模索する日本の工芸関係者のまなざしと,世界的な建築家やデザイナーが,日本建築と意匠に近代性を見出したまなざしは重なり合うものでした。そのなかから,やがて機能主義におさまりきらない卓越した作品が生まれていきます。かれらの夢は,戦後どのように育ち受け継がれたのでしょうか。ブルーノ・タウト,井上房一郎,アントニン&ノエミ・レーモンド夫妻,インテリアデザイナー 剣持勇,家具デザイナーのジョージ・ナカシマ(1905–1990),彫刻家イサム・ノグチ(1904–1988)による,1930-60年代の工芸品,家具,建築の図面,模型,写真など多彩な作品資料約160点をご覧いただきます。
モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展 | パナソニック汐留美術館 | Panasonic
写真は写真撮影OKなイサム・ノグチのあかりシリーズ。
結構明るいです。
個性的だけどシンプルな感じ、和風にも洋風にも合いますね。
展示はブルーノ・タウトメインでしたが他にもレーモンド夫妻や、剣持勇、イサム・ノグチなど美術好きの方なら1度は聞いたことある方々の展示がありました!
ブルーノ・タウトが日本でどう感じ、どう表現したか、また、どういった交流をしていたのかをまず展示していたので初めての方でもわかりやすいんじゃないかな?
ブルーノ・タウトは桂離宮の美しさを世界で紹介した方ですが、本展ではダウトと日本人の交流で生まれたものがかなり展示されていました!
タウトだけの作品ではなく、タウトの教えを受けた日本人たちの作品も多くて、これが本物の和洋折衷!
写真撮影ができなくて残念でしたが、それぞれ展示されているものをみると、たくさんの展示があり、その展示の物達はその物の原点に立ち返り何が必要で何が無駄なのか?その中でどうデザインをしていくことがこんなにも信念をもって行かなくてはならないのだなぁ。と感じます。
あ、そういえばヤクルト容器も紹介されていました。
あれらもモダニズムの影響があったとは。
2121もこれくらい解説してくれたらいいのに…、
値段はお得でしたがボリュームはあったのでとても面白かったです!
ぜひみなさんも来てくださいね!
ではではー
【感想レポ】オープンスペース2019 別の見方で NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 映像作品多い体験型アート!
こんにちはー!
ひだ展、白髪一雄展のあとにこちら!
行ってきました!
今回は時間の関係でオープンスペース展のみ。
オープンスペース展
「オープン・スペース」展は,メディア・アート作品をはじめとする,現代のメディア環境における多様な表現をとりあげる,幅広い観客層に向けた展覧会です.メディア・アートにおける代表的な作品や,同時代の技術を取り入れた作品,批評的な観点を持つ作品,新進アーティストによる作品,研究機関で進行中のプロジェクトなどを展示しています.さらに,作品の理解を助ける解説とともに,作品を楽しむだけでなく,その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方,または現代のテクノロジー社会について,未来への展望や,新しい感性や美意識について考えるきっかけとなる展覧会をめざしています.今年度は,「オープン・スペース 2019 別の見方で(Alternative Views)」と題し,世界をとらえる別の視点がこれまでも私たちの考え方を更新してきたように,世界を,あるいは技術を,別のやり方でとらえ返すことや,メディアを通じた別のものの見方を提示することをテーマにしています.
会期中には,アーティストや有識者を招いたトーク,レクチャー,シンポジウム,ワークショップ,作品解説ツアーを開催するなど,さまざまなプログラムを用意しています.そのほか,文化機関やNTTの研究所との連携などを通じて,国内外のさまざまなゲストを招いた催しを行なう予定です
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2019/open-space-2019-alternative-views/
この展示、なんと無料!
お得ですが無料とは感じさせないくらいのすばらしいクオリティ!
写真で見るとただのつぶつぶですが、動きによって変わるつぶつぶです!(伝わりますかね?)
解説文みずにみてしまいめちゃくちゃビックリしました💦
なにも知らないで行くとめちゃくちゃビックリします笑
人の動きをホログラム化したもの。
写真で撮るとまた雰囲気が違うなぁ。
実物を見ると、暗いのと相まってなかなかの迫力です。
こちら入口のところにあった展示!
顔写真をAIに人だと認識しないように描かれた似顔絵。
AIには認知されないように、けど人だと思えるように、とギリギリを狙って描かれています。
今の技術を組み合わせて新しい体験型アートという感じ!
面白かったです!
こんなものが新宿の都会のど真ん中にあるなんて…!
なんで今まで知らなかったんだろう!
映像作品もあるのですが、時間がなくて見れないものもあったのでそれは残念だなぁ…
予約制のものもあったのですが、埋まっていると入れな
【感想レポ】白髪一雄展 東京オペラシティアートギャラリー 躍動感!!!絵具の力、人間の生命力を感じる!
こんにちはー!
白髪一雄展@東京オペラシティアートギャラリーに行ってきました!
白髪一雄は、戦後日本の前衛芸術を牽引した具体美術協会の中心メンバーとして知られ、近年改めて国際的に熱い注目を集めています。兵庫県尼崎市に生まれた白髪は、具体美術協会に参加する前年の1954年より、床に広げた支持体に足で直接描く「フット・ペインティング」の制作を始め、その実践と探求により、未知の領域を切り拓いてゆきます。
従来は制作の手段にすぎなかった身体運動(アクション/パフォーマンス)をまさに画面の主役に据えるそのラディカルな方法は、既存の芸術的、社会的な常識を一気に飛び越え、人間がものを作る行為の原初にたち返る画期的なアイデアでした。
具体美術協会解散後も先鋭な制作原理を貫いた白髪の作品は、空間や時間、物質や運動のなかで人間存在のすべてを燃焼させる圧倒的な力をはらんでおり、同時に、絵具の滴り、滲み、粘性や流動性、堅牢さ、といった油彩画ならではの魅力を豊かに備えています。
白髪の探求は、人間の資質と感覚をいかに高めるかという問題や、宗教的な精神性の問題など、独自の人間学的アプローチを含んでおり、様々な視点からの検証を待っています。
白髪の没後10年以上を経て開催する本展は、東京で初の本格的な個展として、初期から晩年までの絵画約90点をはじめ、実験的な立体作品や伝説的パフォーマンスの映像、ドローイングや資料も加え、総数約130点で作家の活動の全容に迫ります。
この方、存じずだったのですがかなり楽しめました!
最初は絵の具を塗りたくっただけ!?と思ったのですが、次第にそれらの絵の具の盛り上がりがいろんな側面を見せてくれます。
写真撮影OKなものから抜粋
これは写真など平面では感じづらいとおもいます。
ぜひ!生で見て欲しいです!
白の絵の具のみ描いた絵は絵の具の盛り上がりがもう迫力満点で!
足で描くとこうゆう迫力がでるのだなぁ。と思いましたね。
ぜひ側面もみてどれくらい盛り上がっているとかも見て欲しい!
赤を基調とした絵が多かったのですが、これは幼少期に見た流血がもとになっているとのこと。
それが活動的に絵の中で動いているように見え、人間の活力を感じれたとおもいます。
この方、「もの派」にいたということで私がブログを始めた時に訪れた埼玉県民美術館で展示されてたりしたのかな(こちらのブログです!)
【美術館レポ】埼玉近代美術館『DECODE 出来事と記録ーポスト工業化社会の美術』に行ってきました! - 美術館、アート、建築、ハロプロなど
モチーフが三国志や水滸伝など中華古典がおおく、もっと知っておけば違った印象になったかも
けど言われて見れば色使い、描き方が洋風ではないです
生物の躍動感を躍動感ある足で描く。
まさに血肉を描いた画家だなとおもいます。
新宿駅から歩いて行けます!
ぜひ行ってみてくださいね!
ではでは〜!
【感想レポ】ひだ -機能性とエレガンス- 文化学園服飾博物館 ひだ、ギャザーの魅力をもっと知りたいならここ!
新宿駅から徒歩十分
こんなところにいきました!
「 ひだ -機能性とエレガンス-」
衣服のひだには、プリーツ、ギャザー、シャーリング、タック、ドレープ、フリルなど、多くの表現があります。これらのひだには、布を体のラインにフィットさせるため、動きやすくするため、気候風土に適応させるため、といった機能性の追求の他、装飾性を持たせたり、布の流れを強調して体のラインを美しく見せる、といったフォルムの追求のために用いることもあります。本展では、世界各地の民族衣装やヨーロッパのドレスなど、ひだが作り出す機能性とエレガンスに焦点を当てます。
館内は撮影NG
だけど服飾関連の展示はここが一番だなと思います。
さすが文化。
「ひだ」と聞くと皆さんおしゃれのイメージしかないとおもいがちですが、実はあることによって空気を逃がしたり、逆に閉じ込めたり、丸みのある体を包みこむ構造をしているのですって奥さん!
それが装飾的な意味も持つようになり、今日のデザインにも組み込まれているところがわかりやすかったです!
様々地域のひだがあり、世界のひだについて多角的に見れたなのはよかったです!
展示には日本の衣装も展示してあり、ひだって服飾史にとってはなくてはならないものなのね、と思えたり。
民族衣装も数多くあったので、見応え十分!
展示には三宅一生の「プリーツプリーズ」もあったのですが、「ひだ」がどうゆう使われ方をしたのか知った前と後では印象がまったく変わり、機能面とデザイン性を両立させたのだなと納得できるような。
お値段よりかなりお得なてんじでした!
みなさんもぜひ行ってみてくださいね!
ではでは!
【感想レポ】㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画 21_21 DESIGN SIGHT クリエイターたちのすばらしい原画!でもちょっといわせて!
21_21 DESIGN SIGHT に行きました!
21_21 DESIGN SIGHTでは2019年11月22日より「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」を開催します。展覧会ディレクターには、ハードウェア、ソフトウェアからインタラクティブアートまで、多岐にわたって活動するTakramのデザインエンジニア田川欣哉を迎えます。
この展覧会の核となるのは、現在、日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーたちが、そのデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々です。それらは、多くの人々の目に触れる完成品に比べて、あまり光が当てられません。しかし、そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれています。それらを間近で目にすることは、今後のものづくりを担う人々、特にデジタル化したものづくりを前提とする世代にとって、刺激と示唆にあふれた体験になることでしょう。
日本デザインコミッティーは1953年の設立以来、銀座の百貨店、松屋との長い関係の中で、すぐれたプロダクトの選定やデザイン展の開催を通して、日本のデザインに貢献してきました。各分野を代表するデザイナー、建築家、評論家が自主的に参加し、現在は40代から90代まで26名のメンバーで構成されています。デザインエンジニアとして新しい領域を探求しつづける田川は、その最も若い世代に属するメンバーのひとりです。
会場では、メンバーたちの個性や世代、分野によって異なる「原画」を中心に、それらが描き出されるところを収めた映像や、新旧メンバーの著書を通して、デザイナーたちの思考プロセスを垣間見ることができます。また、日本デザインコミッティーの現在に至るまでの活動を紹介し、日本のデザインの歩みを振り返ります。さらにメンバーへのインタビューのポッドキャスト配信や、次世代のデザイナーを招いたトークイベントなど、展覧会の枠組みを超えた情報発信を行います。
本展は、世代や領域が異なる人々の結節点となり、日本のデザインの豊かな蓄積を未来の創造へと活かすきっかけになることを目指します。
普段あまり美術館などに行かない方と行ってきたのですが、私たちが普段使っている、見ているものが展示されているので興味が湧いたようで一緒に行きました!
ポスター、映像、原画の流れで展示されており、メインは原画。
様々なクリエイターたちの原画が見られます。
来ている人は様々な人がいて込み合っていたなぁ〜
有名なヤクルト容器の原型とのこと。
数多くのクリエイターたちを一度に見れるのはさすがに2121!
よく見るロゴがこうゆう風にできるのかと思えたり、クリエイターによっては考えを手帳にバーと書き留めてから作るタイプや、ある程度頭の中に入れてだすタイプまでさまざま。
写真撮影も出来るのでよかったです!
けど、ちょっと雑じゃないかなぁー。
展示が解説文ほとんどなしで、見るだけなんだもの。
初めてクリエイターたちを見る人はなにが決定デザインでなにがボツなのかわからないだもの。
ポスターのヤクルトも、あんなポスターなのに展示は少しだけ。
たとえばそのクリエイターたちのファンなら大満足だったんでしょうが企画で惹かれて来た方は物足りないんじゃないかなぁ。
そこが残念だったなと思います。
けどクリエイターたちのファンや勉強している方が見れば参考になることが多いと思います。
その方向けかなぁ。普段デザイン見てない方はどう見ればいいか分からないかも。
けどよく見るマークなどが見れて良かったです!
ではでは〜
【感想レポ】所蔵作品展 パッション20 東京国立近代美術館工芸館 工芸とは?アートとは?考えてみませんか?
工芸を「パッション」の語とならべて考えることは、もしかしたらふだんはあまりないかもしれません。なぜなら工芸に注がれるパッションは姿かたちや質感にすっかり溶け込んで、むしろ背景の諸事情をいちいち分析する間もなく味わえるよう整えられてきたからです。しかし何を選び、未来へとつなげるのかを考える今、工芸に託されてきた知恵と愛とを見過ごしてしまったらもったいない!
来年はいよいよオリンピックイヤー。世界との出合いは国際的な視野を広げるだけでなく、私たちの内側に目を向ける好機でもあります。日本の近代は工芸をとおして何を感じ、想いを託してきたでしょうか。作家の言葉や活動・出来事から20を抽出し、それぞれの局面に浮かび上がるパッションをご紹介します。
チケットは本館の半券でOK
わたしは窓展のついでに行きました。
ここ、今年の夏に金沢の方に移転してしまうということで、結構寂しい。
この建築好きなんだけどなぁ。どうなっちゃうのかな?
レトロだけどレトロ過ぎず、工芸のテーマにも合ってる気がする。
しょっぱなから大きな赤い手に出迎えられました。
迫力満点のこの展示は当時の万博のためにつくられたそう。
これ、花瓶らしいです。うーん、見えない
展示は2020年だからこそ、オリンピックだからこそ、工芸の魅力を改めて紹介しようという気持ちや、無くなるからこそ今ある所蔵品を紹介しようとする感じが。
工芸品っていつも見て思うのですが、使われてこそだなぁ。という印象。
花瓶なら花を生ける場所、水を差せる場所が必要。
そこを踏まえてどうやってデザインをするかを考えている感じ
個人的にはデザインは「工芸」と訳してほしい!
1歩下がったデザインだからこそ、見る人の想像力を沸き立たせ、主役である花を生えさせる交換があるように感じます。
いろいろ奥深く考えられるので楽しかったです。
移転する前にぜひぜひ!
【美術館レポ】窓展: 窓をめぐるアートと建築の旅 東京国立近代美術館 窓の奥深さ、しりたくない?
東京国立近代美術館に行ってきました!
窓展: 窓をめぐるアートと建築の旅 東京国立近代美術館 が開催中
窓をめぐるアートと建築の旅に、さあ出かけよう。
マティスやクレー、デュシャンなど20世紀美術の巨匠から、リヒターやティルマンスなどの現代美術、ル・コルビュジエやカーンら建築家の作品まで。
ジャンルを超えて集まった、58作家、115点をご紹介します。わたしたちのくらしにとって窓はほんとうに身近なもの。それは光や風を室内に取り入れながら、寒さや暑さからわたしたちを守ってくれます。また、室内にいるわたしたちに外の世界の新鮮な眺めをもたらしてくれます。
「窓学」を主宰する一般財団法人 窓研究所とタッグを組んで行われるこの展覧会では、アンリ・マティスの絵画からカッティングエッジな現代美術、また美術の枠を飛び出して世界の窓の歴史まで、さまざまな切り口で窓についてご紹介します。美術家たちが愛し、描いた窓辺の情景や、日常生活に活かせる窓の知識などが、ジャンルを横断して会場に並びます。きれいな作品、楽しい作品、どきっとする作品、考えさせられる作品。さまざまなタイプの作品があるので、誰でもきっとお気に入りがみつかるはず。
展示室を後にしたとき、いつもの窓がちょっと違って見える―― そんな機会になればと願っています。
下の冊子は何とフリーペーパー。
お得に感じます
結構海外の方もたくさん来館されておりました!
屋外に展示されていました。
晴れだったらまた雰囲気違うのかな?
こちらはアーティストがその家の住人にお願いをしてきまった時間に写真を撮らせてもらったもの。
普段も住んでいる家なので、リラックスしているのと少し緊張している感じがミックスされている感じ。
窓を外側から撮った写真!
様々な人が映っていました。
こちらは建築を構想するときのものでしょうか。
日あたりを考えて窓をつけているように見えます
これもよかった。
見て思うのは昔の家が窓がなく、本当に目的が雨風をしのげ、寝るだけのものだったは窓がなかったんですよね。
けどいろんな技術が発達し、家で衣食住がすませられるようになったから窓がつくられたのだとおもいます。
そこから社会と自分を繋ぐ本当に大切なツールが窓になった。
そりゃ様々な作品でも奥行のためや暗喩のために使われますよね!
内外の区切りでもあるし開く扉でもある。 日本でもそうゆう考え方がありますが、日本の場合はまた違う感じ。
建築も窓ではなく、襖とか完全に区切られていないですもんね。
もうすこし内外を広いイメージ(共同体)として考えられていたのかなぁ。
良い展示だったのですが、テーマのわりに建築関連がアートより少なめなのが気になりました。
図録でもあまり窓について建築学はやらないとかいてあったからそれかなぁ。
けどよい展示なので皆さんぜひぜひ!